2023関西大学ジュニアリーグ第2節
10月14日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で2023関西大学ジュニアリーグ第2節が行われた。この日はAリーグで敗北を喫した近大と激突。終始試合の指導権を握り、31-14で勝利を収めた。
開始早々試合は動いた。敵陣10㍍ラインでのラインアウトを成功させると、大山(スポ4)が大きくボールを進める。左大外から三輪(法2)にパスが回ると、そのままインゴールへ押し込んだ(7-0)。しかした、同19分、近大にラインアウトから右大外のギャップを突かれ、トライを許す(7-7)。しかし同21分、同志社が見せた。キックオフボールをキャッチした相手に桃田(商2)がタックル。敵陣深くでつかんだチャンスをものにし、トライにつなげた(14-7)。
同35分、自陣深くまで攻め込まれ、一気に窮地に陥った。その後相手の反則でなんとかピンチを切り抜け、迎えた同37分。またも同志社に好機が訪れる。近大のノットストレートからスクラムを選択。野口(経4)からファイアラガ(社1)にパスがつながり追加点を挙げた(21-7)。2トライ差で試合を折り返し、後半戦へ向けて弾みをつけた。
後半7分、近大の反則によりペナルティーゴールを選択。西田が成功させ、さらにリードを広げた(24-7)。同10分、自陣深くでの反則から失点の危機に陥った。しかし、相手の反則を受け、キックで陣地を回復。またしてもピンチを凌ぎ切った。同29分、同志社の反則から相手にボールが回るも、岩本(社2)がインターセプト。「ディフェンスで前にあがろうとしていたところにボールが来た」(岩本)。岩本が勝負を決定づけるトライを決めた(31-7)。同40分、自陣深くまで攻め込まれ同志社の反則から近大がスクラムを選択。インゴールへ押し込まれて追加点を許し、31-14で試合は終了した。
「やろうとしてきたディフェンスが15人全員発揮できた」(石井智・法4)。試合終盤にトライを許したものの、前半に3トライを挙げる猛攻で連勝を飾った。余裕のある勝利を挙げ、確かな実力を示した今試合。次戦でも真骨頂を示し、さらなる高みへ駆け上がれ。(文責・小野理紗、撮影・勝部健人、大嶽悠雅、早川京、岡本和香、木田恋菜、松島萌笑)