ラグビー部
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【ラグビー部】今季初公式戦にセブンズで挑むも予選敗退

セイコーインダストリーpresents2024関西セブンズフェスティバル

1.久保太(社4)2.奥平(法4)3.鈴木(政策4)4.大前(商3)5.田中勘(法4)

6.ファイアラガ(社2)7.石田(法3)8.川端(スポ4)9.中村壮(経2)10.大島(スポ3)

11.野村(スポ4)12.立川(社3)13.村岡(文情4)14.江口(社4)15.下平(経2)16.中島(商2)

走り込む大前

4月14日、セイコーインダストリーpresents2024関西セブンズフェスティバルが東大阪市花園ラグビー場で行われた。同志社は予選1回戦で大阪国際大、2回戦では関学大と対戦。1回戦では35-19で勝利を収めたが、2回戦では26-29で敗北という結果で予選敗退となった。

晴天の中で始まったプールC予選1戦目。開始早々センターラインから相手チームに徐々に押し進められ、2回の反則で失点のピンチ。一度はボールを取り返したものの、こぼれ球を拾われそのまま大阪国際大が独走トライ。先制点を奪われた(0-7)。

しかしその約1分後、すぐに田中勘の猛進で相手のディフェンスを突破し、ボールは大前へ。そのままトライを決め、同点に追いついた(7-7)。「みんながボールをつないでくれたおかげで気持ちよくトライができた」(大前)。その後は試合再開と同時に攻め込まれ再び失点を許す。(7-14)すぐさま下平がセンターラインからの独走トライで同点のまま後半に進んだ(14-14)。

キックをする江口

わずかな休憩ですぐに後半は開始。前半と同様にキックオフ後はすぐに自陣に攻め込まれ、2度の反則でピンチに陥る。ライン際までボールを流され数的不利のまま失点(14-19)。しかし試合再開から1分後、ディフェンスラインのギャップをつき、即座に反応したことでボールを奪取。ファイアラガがトライラインまで駆け抜け、21-19で逆転した。

そこから同志社の勢いは止まらず、再開から5分で大島が追加点(28-19)。さらにラストプレーで再び下平がディフェンスラインを突破。点数を重ね、試合終了となった(35-19)。

ボールをキャリーする石田

続くプールC予選2回戦。開始から1分で自陣に入り込まれた同志社はラインを守り切ることができず、失点(0-5)。しかし、すぐさま体制を立て直し敵陣深くへ。ファイアラガから村岡へのパスが成功し独走トライを決めた(7-5)。「しっかり一人一人が走ってできたスペースに自分がもらう形となった」(ファイアラガ)。しかし、その後は相手チームの猛追を受ける。ディフェンスを崩され、2トライを許し7-17で試合を折り返した。

 連続失点を許したまま、後半が開始。挽回したい同志社と守り切りたい関学大との攻防戦は激しさを増す。得点が動いたのは開始から2分。立川がスクラムから一気にオフェンスラインを進め、トライ(12-19)。その後は30秒を経たずして両者交互に得点を挙げ、残り1分の段階で19―29となった。取って取られての接戦が続くが、同志社は最後まで諦めず攻撃を続ける。選手間の隙間を縫う走り込みで下平が本日4トライ目を決めたものの、試合終了(26―29)。セブンズフェスティバルは予選敗退で幕を閉じた。

駆け抜ける野村

試合を終え新コーチ・大橋氏は「昨年の結果からまずは気持ちの部分が大事と考えていた。ずっとミスしてもやめない姿勢、抜かれた後も諦めず追いかける姿勢はよかった」と選手たちのガッツ溢れたプレーを評価した。

今季初試合で後半まで得点に貪欲なプレーを見せた同志社。古豪の誇りを胸に、さらなる高みへと駆け抜けろ。(文責・倉田蓮大、撮影・河村柚希、湊結子)

【試合後のコメント】

◯ゲームキャプテン:村岡
ーー今日の総括をお願いします。
予選突破するってことが目標だったのですが、そこが関学さんに負けてしまってできなかったんで悔しいです。

ーー第1試合を振り返ってお願いします。
入りの部分がちょっと硬かったので、相手にペースを握られてたりもあったんですけど、勝ち切れたので良かったです。

ーーどのような部分に注力して練習してきましたか?
あんまり7人制の練習時間っていうのは取れてはなかったんですけど、今まで走り、フィットネスを中心に走ってきた部分があったんで、 そこの走り負けないっていうところとディフェンスのつながりの部分っていうところ、1個で仕事を辞めないっていう部分を意識して練習しました。

ーー今後の意気込みをお願いします。
7人制はこれで終わりなんで、しっかりこの悔しさであったり反省を生かして15人制でリベンジしたいと思います。

◯大前
ーー今日の総括をお願いします。
今年は春からフィットネスばっかりやってきて、その分みんな体力がついて、足で粘り強いディフェンスとか、終わってからも諦めない、諦めずに追いかけるところとか、そういうのは良くなってると思うんで、これからもそういうところを生かして15人制でも頑張りたいと思います。

ーー先制トライを振り返ってお願いします。
みんながボールをつないでくれて、最後僕が気持ちよくトライできました。

ーー2試合目の敗因は何だと思われますか?
相手のディフェンスがエッジのところでかぶせてきてて、それに対して自分たちが準備できていていなかったっていうのが1番かなと思います。

ーー今後の意気込みをお願いします。
実戦的な練習を積んで、15人制でいかに相手より上回るかっていうのを練習していきたいと思います。

◯下平
ーー今日の総括をお願いします。
チームとしては負けてしまったんですけど、個人的にはいい入りができたし、トライも取れたんで、自分自身を伸ばしてもっとチームに貢献できるように頑張ります。

ーー今後の意気込みをお願いします。
自分の強みはスピードなんでそこを生かしてチームに貢献できるように頑張ります。

◯大橋コーチ
ーー今日の総括をお願いします。
今日は今シーズンの初戦ということで、去年ああいう結果だったから、まずは気持ちの部分っていうか、そういうところでちょっと去年との違いを皆さんに見てもらう場かなと思いました。そういった意味で言うと、ちょっとは見せられたかなっていうところはあります。

ーー試合を振り返って良かった部分、悪かった部分をそれぞれお願いします。
良かったのはずっとミスしてもやめないだとか、抜かれた後しっかり最後まで諦めずに追いかけるとか、そういった部分がすごいよく出せてたかなって思いますね。ちょうど今練習の中でディフェンスのコミュニケーション、周りとのコネクションというか、つながりの部分を練習してて、それは始めたところなのでそういったところはやっぱりまだまだやなって感じました。

ーー同志社の選手たちはどのような印象ですか?
みんな真面目で素直かな。言ったことはしっかりやるし、でもちょっと元気ないかな。

ーー今後に向けて一言お願いします。
たくさん応援してくれてる人がいると思うので、しっかり強い同志社を復活させたいなと思います。

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