練習試合
【本日のスタメン】
1.前田卓(スポ2) 2.河岸(文情4) 3.谷井(社1)4.柏村(社2) 5.山崎暖(政策3)
6.鈴木(政策4) 7.久保(社4) 8.永住(スポ4) 9.藤田海(商4) 10.瀧川(法2)
11.山本(スポ4) 12.熊野(商3) 13.趙廣(法3) 14.堀部(政策4) 15.江口(社4)
Re.16.末次(法2) 17.潰田(経4) 18.三井(政策2) 19.守本(商2) 20.小野(経4)
21.齋藤柊(商3) 22.土肥祥(法3) 23.新井(スポ3) 24.池上(神4) 25.中島(商2)
26.浅田(理工2) 27.大前(商3) 28.塩尻(法4) 29.中村壮(経2) 30.中堂(商4) 31.横畠(法4)
5月25日、京都産業大学神山球技場(京都府)にて、練習試合対京産大Bが行われた。昨春は京産大相手に見事勝利を収めたものの、主導権を握ることができず26-57で敗北を喫した。
開始早々、試合は動いた。前半3分、同志社は果敢に攻めるもののボールを奪われる。そのままオフロードパスをつながれ、先制トライを許した(0-5)。
同10分には瀧川を筆頭にゴールライン前まで攻めるも、パスミスでターンオーバー。「相手の前に出るディフェンスに対してうまく対応できていなかった」(瀧川)。同11分、負けじと山本が華麗なステップを見せ敵陣深くまで攻め込む。ディフェンスに阻まれると右大外に展開し、江口がインゴールにボールをねじ込んだ(7-5)。
一時逆転に成功するも、完全に流れを引き寄せることができず、同16分にはディフェンスの隙を狙われ、追加点を奪われた(7-12)。その後もピンチの場面が続く。同21分には同志社の反則で自陣ゴールライン前からのラインアウトを成功され、そのままモールで敵陣深くまで攻められる。密集から持ち出されたボールに反応することができず、3トライ目を献上した(7-19)。
立て直しを図りたい同志社だったが、同27分、京産大にボールを奪われると数的有利をつくられ、点差を引き離された(7-24)。
3トライ差をつけられたものの同志社も意地を見せつけた。同34分、敵陣22㍍での同志社のスクラムで京産大が反則し、ラインアウトを獲得。確実に成功させると一気にゲインラインを押し上げる。右大外に展開しパスをつなぐと最後は柏村がフィニッシュ(14-24)。チームに勢いを与え2分後、再び同志社の攻撃のチャンスが訪れる。スクラムから華麗なパス回しを見せ最後は熊野が仕留めた(21-24)。「1番自分たちの強い、いい形でトライを取ることができた」(久保)。逆転を試みる同志社は、さらに3分後、堀部、山本と立て続けにパスをつなぎ、ディフェンスに止める隙を与えない。ゴールライン直前でノックオンとなったものの同志社が流れをつかんだまま21-24で前半が終了した。
3点ビハインドで迎えた後半。中止になったC戦のメンバーで構成されたチームで挑んだ。
同2分、ハーフラインでのラインアウトからモールで自陣深くまで攻められる。そのまま、密集からボールを持ち出され、トライを許した(21‐31)。さらに同8分、ディフェンスラインを整える前に自陣深くまで攻め込まれ、そのまま追加点を献上した(21‐38)。
同12分にも立て続けにトライを奪われ、大きくリードを広げられる(21‐45)。テンポの良い攻撃に圧倒され、なかなかトライを奪えないまま試合が進んだ。
しかし同42分、ラストプレーで京産大の反則により同志社に好機が訪れる。敵陣での相手の反則からクイックスタートを仕掛け、中央から右に展開。最後は中島がフィニッシュし、待望のトライを挙げた。「最後にスコアできたのは良かった」(中島)。26‐57で試合が終了し、黒星を喫した。
待ち受ける春季トーナメント2回戦に勝利でつなぐことはできなかったものの、明日も全力で立ち向かう「1発目から自分たちの強みを出して、どんどん前に出るようなアタックでデュフェンスをしてもらいたい」(永住)。今日の敗戦をばねに勝利を収めるべく、チーム一丸となって戦い抜く。(文責・河村柚希、小野里律子、撮影・西川有人)
【試合後のコメント】
〇ゲームキャプテン:永住(FL)
ーー今日の総括
今日はC戦がなくなったってことで、前半と後半でメンバーが変わったんですけど、前半としては残りの10分の時にやっていたようなアタックを最初からできれば内容的には自分たちがやりたいラグビーをする時間を増やしていけたのかなと思います。前半10分から30分の間ぐらいはずっと相手にボールを持たれて、ディフェンスしてたという感じだったので、自分たちがそこからどういう風に自分たちのアタックに持っていくかっていうのは課題だと思いました。
ーーセットプレーの完成度
セットプレーは今日1番の課題にも上がるところかなという風に思ってて。特にラインアウトのところでマイボールをキープできなかった部分がすごく多かったので、ラインアウトでジャンパーだったらサイン選択とスロワーの精度っていうところが課題だったので、そこを改善できるように次の試合までに修正したいです。
〇久保(FL)
ーー前半の終了間際、流れが良くなったことについて
FWとしては展開した後の動きをもっと走って相手のフォワードに走り勝とうって話して、そこでしっかりその言った通り走る意識が出た。FWでテンポが出たんで前に。それで外も開いてきて、展開して1番自分たちの強い、いい形でトライを取れたことが(流れが)変わった要因かなと思います。
ーー明日の試合にどのようにつなげていきたいか
僕は明日リザーブなんですけど、やっぱりどの試合でも入りっていうのが1番大事になってくるので、アップからしっかり入りの部分を大事やでっていうのを声掛けつつ、スタメンが1番いい形で試合に臨めるように、しっかりアップから盛り上げてっていうのが僕らの仕事やと思うので。出たらしっかり負けてても勝ってても、良い流れを持ってこれるようなプレーをして、 全員で勝ちに行きたいなと思っています。
〇瀧川(SO)
一一どのようなことを意識してゲームをコントロールしたか
自分たちの形のテンポで出せるのが理想だったので、そうなるように縦のプレーを入れたりとかっていうのは意識してたんですけど、ちょっとうまく噛み合っていない部分が多かったので、そういう時に1回落ち着かせたりとか、キックを使ってエリアを取りに行ったりとかという判断ができればよかったかなと思います。
一一今後に向けての意気込み
自分の強みはランなので、CTBで出場する機会もあるんですけど、SOで出た時にしっかり自分の強みが生かせるように、コミュニケーションを取りながら仕掛けの部分でしっかり目立てるようにしたいなと思います。