
京都チャレンジリーグ第2節
【本日のスタメン】
1.李(法1)2.吉川(理工2)3.林道(商1)4.山田虎(法3)5.守本(商2)
6.荒川虎(商3)7.コーエン(神3)8.丹羽(スポ1)9.日下部(商1)10.中島(商2)
11.石本(経1)12吉田樹(社1)13. 大前(商3) 14.浅田(理工2)15.中村壮(経2)
Re. 16.斎藤剛(法1)17.山田満(政策1)18.丸尾(スポ1)19.中堂(商4)20.多久島(スポ1)
6月8日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で京都チャレンジリーグ第2節が行われた。同志社は花園大と対戦し、88-7と圧倒的な力を見せつけ白星を飾った。
開始早々試合は動いた。中村壮が敵陣深くまで攻め込み、李が先制トライを飾る(7-0)。3分後、大前、コーエンとパスをつなぎ、最後は守本が2トライ目を沈めた(14-0)。

「公式戦初トライを決めれて、自信につながった」(浅田)。同15分、中村壮のパスを受け取った浅田がインゴールへ(19-0)。続く18分にも、同志社がスクラムを成功させ、石本が自陣10㍍からの独走トライを決める(26-0)。同27分には敵陣22㍍付近でのラインアウトから強靭(きょうじん)なフィジカルでモールを押し切り、守本がねじ伏せた(31-0)。同29分、ハーフラインから同志社のスクラムで押し勝つと、集団から抜けた浅田がインゴールへ駆け抜ける(38-0)。3分後にも1トライを追加し、完全に同志社の流れを引き寄せ、45-0で前半を終えた。

無失点で終わりたい後半戦。自陣22㍍から山田虎がボールをキャリーすると、浅田、吉田とオフロードパスをつなぎ最後は山田虎がインゴールに飛び込んだ(52-0)。続いて同2分にも守本がゲインラインを突破し、荒川虎がフィニッシュ(59-0)。同5分には中島が前にキックし浅田が見事キャッチ。アシストを生かしたプレーで追加点を挙げた(59-0)。しかし、順調に点を重ねていた同志社にもピンチが訪れる。同7分、花園大のパスカットでターンオーバーを許すと、モールで押され敵陣深くまで攻め込まれる。「ミスをしない精度の部分を大事にしていきたい」(荒川虎)。ゴールライン前で粘りを見せるも、トライを許し完封勝利とはならなかった(64-7)。

花園大に流れを渡すことなく同12分には中村壮がキックで進む。弧を描いたボールをキャッチし、自らの足でインゴールへ駆け込んだ(69-7)。同28分、花園大がパスを回し様子をうかがう中、多久島がインターセプトに成功。ディフェンスの間をすり抜け、ハーフラインからの独走トライを見せた(81-7)。同32分には山田虎が敵陣10㍍付近でパスを受け取ると、防御網を破りゴールラインを割った。コンバージョンキックを決め切り試合終了。1トライこそ許したが、常に同志社が主導権を握り続け、88-7と大差で勝利を飾った。

ゲームキャプテンを務めた荒川虎は「タックルとキャリーでコンタクトの部分をもっとアピールして上のチームに行きたい」と試合を振り返った。春季トーナメントで敗れた立命大戦に向け、闘志を燃やす。(文責・河村柚希、撮影・湊結子、岡本和香、平沼栞、早川京)
【試合後のコメント】
○ゲームキャプテン:荒川虎(FL)
ーー今日の総括
チームとしては結構点も取れたし、いい試合だったと思うんですけど、チームとして見た時になんかガツガツ行きすぎているところもあった。自分で行きたい気持ちもあるけど、しっかりチームでやらないといけないこととかはできてないところもあったのでそこは課題だと思います。
ーー今後の意気込み
個人的にはコンタクトの部分、タックルとキャリーのところでもっとアピールして上のチームに行けたらと思います。
○李(PR)
ーー勝因
1対1とかのフィジカルの部分と、やっぱりフィットネスをやってきたので、その部分で差があったと思います。
ーー課題点
相手に勝てたことは良かったけど、ディフェンスの部分で2枚目の寄りが薄かったのと、スクラムでまだいけたかなと思います。
○浅田(WTB)
ーー得点を許した原因
やっぱり自分たちのミスから相手にチャンスを与えてしまって、そこから後手に回ってトライを取られたので、ミスを減らすことが大事だと思います。
ーー自身のプレーを振り返って
公式戦で初めてトライしたんですけど、意外と外でも勝負できるようになって自信がついたのでそこは良かったと思います。