2024ムロオ関西大学ジュニアリーグ第3節

本日のスタメン
1.前田（スポ2）2.長島（スポ3）3.上野（商4）4.山田虎（法3）5.永住（スポ4）
6.土肥祥（法３）7.柏村（社2）8.久保（社4）9.石田（法3）10.野村（スポ4）
11.下平（経2）12.中村壮（経2）13.ファイアラガ（社2）14.横畠（法4）15.山本（スポ4）
Re16.笛木（商3）17.潰田（経4） 18.土井（社4）19.丹羽（スポ1）20.末次（法2）
21.田中心（法2）22.瀧川（法2）23.堀部（政4）24.中村大(経3)25.北堀(文情3)

　10月12日、近畿大学Eキャンパスグラウンド（大阪府）にて2024ムロオ関西大学ジュニアリーグ第3節が行われた。秋季リーグでAリーグともに白星を飾れていない同志社は果敢に挑むも近大Jr.に12-52で大敗を喫した。

　青空が広がる快晴の中、同志社のキックオフで試合が開始した。前半3分、自陣22㍍ラインからディフェンスラインのギャップを突かれ先制トライを献上(0-7)。続く同6分にもインゴールへの侵入を許し、前半序盤から厳しい滑り出しとなった(0-12)。さらに同10分にも反則による自陣のゴール付近のスクラムからトライを決められた(0-19)。しかし、同志社も黙っていない。同22分に近大のペナルティーを誘発しすばやく石田がクイックスタート。スペースを突き、敵陣深くまで切り込む。「前にスペースも見えたので思い切っていきました」(石田)。ファイアラガにパスを出し、ラストパスを受け取った横畠がインゴールへ飛び込んだ(7-19)。

　しかし、同24分にも相手FBに単独で防御網を崩され失点。同31分には自陣5㍍で近大ラインアウトのピンチを迎える。モールを組まれると、強靭(きょうじん)なフィジカルに耐えきれず追加点を許した(7-33)。
　7-33と26点ビハインドで迎えた後半戦。「あれだけトライとられたなら、自分たちが後半同じように取り返せばいいだけだからというように声を掛けた」（永住）。しかし後半10分、自陣5㍍ラインで近大のラインアウトからまたもモールで圧倒された(7-40)。同22分、32分にも強烈なオフェンスに突破され同様の形で連続失点を奪われた(7-52)。しかしここで同志社にチャンスが訪れる。同36分に近大の反則から敵陣深くまで攻め込み永住が2トライ目を決めた(12-52)。「ゲームの流れを考えても絶対取り切れないといけない場面だなと思い、結果取れたのは良かったですし自分もここ絶対取ろうっていう気持ちでトライを取った」と自身のプレーを振り返った。

「日頃の練習から意識を上げて修正したい」(永住)。今試合で浮き彫りになった課題を次戦までに修正する。敗戦をばねに次戦こそは勝利を飾れるか。気持ちを新たに突き進み、一戦に全力を注げ。(文責・小野里律子、撮影・湊結子、岡本和香、中嶋理博)