ラグビー部
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【ラグビー部】近大に敗戦し、開幕4連敗

2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ

⒈ 前田(スポ2)2.長島(スポ3)3.三輪(法3)4.山崎暖(政策3)5.小野(経4)

6.柏村(社2)7.山中(スポ4)8.久保(社4)9.石田(法3)10. 村岡麟(文情4)

11.上嶋(スポ2)12.田中勘(法4)13.立川(社3)14.岩本(社3)15.大島(スポ3)

Re16.荒川駿(法2)17.小西(法3) 18.土井(社4)19.鈴木崇(政策4)20.中谷(法1)

21.藤田海(商4)22. ファイアラガ(社2) 23.中村壮(経2)  

 10月20日、2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節が小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡県)で行われた。  開幕3連敗を喫し、大学選手権の出場権獲得には絶対に落とせない一戦を近大と対戦。80分間主導権を渡し、14-68の大差で敗北した。

突破するファイアラガ

 冷たい風が強く吹き付ける中、同志社のキックオフで試合がスタートした。前半3分、近大から2度の反則を奪うと敵陣10㍍でマイボールラインアウトを獲得。小野のゲインで前進させるも、得点にはつながらない。同6分、規律が乱れ、ハイタックルから自陣深くでのプレーを強いられる。自陣22㍍で相手のラインアウトが成功し、モールで押し込まれ被トライ(0-7)。近大に先制を許した。同19分、相手の反則からモールで陣地を広げ、敵陣22㍍で空中戦を制す。相手のオフサイドも重なり、ゴールラインの目前まで迫った。しかしグラウンディングを阻止され、数少ない好機をものにできなかった。

懸命に前進する鈴木崇とサポートする小西

同26分、山崎暖のゲインを機に、テンポよく敵陣に攻め入る。「自分の強みが出て、取り切れて良かった」(久保)。ラストパスを受け取った久保がフィニッシュし、同志社の初トライを決めた(7-14)。その後、立て続けに2トライを奪われ、7-28で試合を折り返した。

敵陣深くへ切り込む山中

 後半は近大のキックオフから試合が再開した。しかし、開始1分から近大の猛攻を受け、サイドライン際から追加点を奪われる(7-35)。相手に主導権を握られるも、何とか点差を縮めるべく近大に食らいつきたい同志社。「練習していたフォワードのサイドを狙えて良かった」(上嶋)。直後に同志社が反撃を試み、上嶋がインゴールに飛び込んだ(14-35)。        

ボールをキャリーする村岡麟

 だが、相手の勢いは増す一方だった。「自分たちの甘さや弱さが出て、失点が続いた」(久保)。後半は積極的に攻撃を仕掛けるも、要所でミスが目立つ。幾度もターンオーバーされ、5連続トライを許す。終盤までその流れを変えることができず、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

 自ら危機を招き敗戦を喫した寺北組。「1人1人のフィジカルの部分は成長させないといけない課題」(大橋BKコーチ)。いまだ白星を挙げられず、八方塞がりに陥っている。暫定最下位となった同志社は選手権出場は絶望的となり、現実的な目標は入れ替え戦回避となった。「残り3試合、何がなんでも勝たないといけない」(村岡麟)。露呈する課題を克服し、次戦こそ一勝をつかみ取ってほしい。(文責・岡本和香、撮影・浅川明日香)

○ゲームキャプテン:村岡麟(SO)

ーーBK陣のディフェンスについて

外側頑張ってはいたんですけど、何本かいかれたところもあったので、内側でゲインを切られた中でもしっかりコネクションを保ちながら外側で頑張って止めるっていうところをもう少しやっていきたいなと思います。

ーー後半開始早々にトライを取られてしまった場面を振り返って

あれも自分らが持ち込んですぐボールをもぎ取られて、そこの部分でちょっと詰めの甘さというか、継続しないといけない場面ですぐ取られてしまったので、そこが甘かったかなと思います。

ーー今後のチーム目標

残り3試合、何がなんでも勝って入れ替え戦回避するってところをしっかり目標にやっていきたいなと思います。

○久保(NO8)

ーーどんな気持ちで第4節を迎えたか

まずは勝ちたいっていう気持ちが1番で、 勝つためにプランであったり、気持ちの部分の準備をしてきて。ですけど、やっぱり自分たちの甘さが出て、そこで失点されて1番自分たちの弱さが出た試合だったかなっていう風に思います。

ーー今回の大きな敗因

やっぱり簡単なミスから得点されるっていう機会が今日は多かったかなと思ってて、そこで我慢できたらそういう失点にはつながらなかったのでそこの我慢のできなさが敗因だなと思います。

○大橋BKコーチ

ーー今日の総括

今日の試合に関しては特にディフェンスのところで近大さんはしっかり体も当ててきたし、いいコネクションを保って、(自分たちは)なかなかチャンスがなかったかなっていうところです。その中で、やっぱり同志社の方が我慢しきれずにミスしてしまって自滅したような形です。今シーズンペナルティーとか多いんですけども、それも同じような形になってしまう。 相手の圧力があるんですけど、なかなかそうなってしまうとちょっと試合的には厳しくなってくるかなっていう感じです。

ーーBK陣のディフェンスについて

ちょっと最近1対1のとこでタックルを外されるとか、そういうのが多くなってきてるんで、そこはやっぱり個人個人の責任として上げていかなあかんとこですね。やっぱり組織も大事やけど、1対1のとこはね、負けてると話にならないんで、それはアタック、ディフェンスともにですけど、1人1人のフィジカルとか、そういう ところは能力はずっと成長していかないといけない課題ですね。

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