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2024関西大学ジュニアリーグ
【本日のスタメン】
1.小川(スポ3)2.笛木(商3)3.谷井(社1)4. 永住(スポ4)5.山崎周(社1)
- 河岸(文情4) 7.土肥祥(法3)8.林慶(スポ3)9.田中心(法2)10. 熊野(商3)
11.江口(社4)12.末松(経2)13.塩尻(法4)14.山本希(スポ4)15. 中村大(経3)
Re16.齋藤剛(法1)17.潰田(経4)18.小西(法3)19. 小野(経4)20.池上(神4)
21. 川端(スポ4)22.横畠(法4)23. 堀部(政4) 24. 中堂(商4)25.中村壮(経2)
12月1日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で2024関西大学ジュニアリーグ第7節が行われた。先週までの2連勝で勢いに乗った同志社の対戦相手は摂南大。「4年生が最後なので絶対に勝って終わりたい」(田中心)。最終節を白星で締めくくるべく、個々の技術を最大限に発揮し、31-24で勝利を収めた。
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序盤から互いに引けを取らない拮抗(きっこう)した試合を展開。ゲームが動いたのは、前半10分だった。ラック際から抜け出した田中心が先制トライを奪取(5-0)。「先制点を取ることが一番大事だと思っているのでよかった」(田中心)。だが摂南大も、同志社に負けじと反撃する。同15分、反則からゴール前でのラインアウトを獲得され、強靭(きょうじん)な肉体がぶつかり合ったモールでトライを奪われた(5-5)。
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再開直後には、同志社にチャンスが訪れる。笛木を筆頭とするFW陣の屈強な攻撃力が光った。同17分ラインアウトモールで押し込み、リードを広げた(12-5)。気合いのプレーで優位に立つも、緊迫した空気が会場内を包み込む。同志社のラインアウトから勢いに乗りチャンスを迎えるも、摂南大の巧みなディフェンスでペナルティーを誘発された。しかし、同31分マイボールスクラムから華麗なパス回しを見せ、中村大のキックが敵陣へ突き刺ささると、流れは一気に同志社のものに。「絶対サポートにいこうと思って必死に走った」(土肥祥)。永住からラストパスを受け取った土肥祥がインゴールに飛び込み、19-5で前半を折り返した。
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リードを守り切り迎えた後半。しかし、開始直後から摂南大の反撃を受ける。同9分、敵陣10㍍付近から防御網を崩され自陣深くまで攻め込まれた。鍛え抜かれたフィジカルに耐え抜くことができずインゴールへの侵入を許す(19ー12)。その後も、相手のミスにつけ込むもなかなか好機を掴めない。同15分、同志社の反則で自陣5㍍ラインでのラインアウトから、モールで押し込まれ失点(19ー17)。徐々に点差を縮められ焦りを感じた同志社だが、崩れることはなかった。
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同22分、敵陣5㍍ラインでのラインアウトを成功させるとFW陣一丸となったモールでトライを奪い取り、笛木が追加点を奪う(24-17)。その後は均衡した状況が続いた。同34分、再び敵陣5㍍ラインでマイボールラインアウトを迎える。モールを形成し、ラストパスを受け取った末松がトライを奪取(31ー17)。さらに摂南大を突き放した。
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残り時間わずかとなった同44分、敵陣22㍍から摂南大の独走で自陣深くまで攻め込まれる。中村大のタックルで一時ピンチを凌いだが攻め込まれ、トライを献上。猛追を受けるもリードを守り切り、試合が終了した(31-24)。
今季最終戦となるジュニアリーグで3連勝を飾り、笑顔で締めくくった戦士たち。4年生と共に戦う最後となる試合に笛木は「今まで一番お世話になった先輩なので今までありがとうございますという気持ちでこれからも応援していただきたい」と試合を振り返り、感謝の気持ちを言葉にした。「来年は関西上位に上がりたい」(中村大)。オフシーズンでさらに技術に磨きをかけ、来季に備える。(文責・堀早槻、小野里律子、撮影・河村柚希、木田恋菜、村川愛実)