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【ラグビー部】摂南大を圧倒し、リーグ2連勝

10月15日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で関西大学ラグビージュニアリーグ第4節が行われた。摂南大と対戦した同志社は55-0で完封勝利。Aリーグで前半接戦を演じた相手に対し、ジュニアリーグでは圧倒した試合を展開した。

スクラムを組む小島(社4)

開始5分、左サイドのスクラムから一気に駆け抜け、SO村岡(文情2)がトライ。「FWを前走らせてその裏で僕がもらい、前が見えてたからトライできた」(村岡)。スクラムハーフとコミュニケーションをとり、スペースを巧みに使うことで先制点を奪った。

突破する村岡

 先制トライ後は、両チームともペナルティが目立つ場面も多く見られ、チームを鼓舞する選手の声が飛び交った。しかし、その後の躍進は止まらず、同志社はトライを量産する。前半の終盤は同志社の連続攻撃が続き、HO長島(スポ1)のゲインから左サイドにボールを進めた。その後は素早いパスが連続し、数理的有利をつくることで、相手のディフェンスを崩し切り最後にCTB岩本(社1)がトライを決め、前半が終了した。

相手を引きずりながら前に出る長島

 後半開始直後、相手のカウンターからターンオーバーし大きくゲイン。後半開始から1分もたたずにそのままCTB大槻(商4)がトライをした。「落ち着いてどこにスペースがあるのかをFWに伝えるところが仕事。そこをしっかりして相手と勝負していくってことを意識しました」(大槻)。密にコミュニケーションを取り、流れを掌握した。
「今日の勝因は、フォワードのセットプレー、フォワードのコンタクトの局面で圧倒できたこと」(鈴木・スポ4)。後半8分。、摂南のディフェンスラインは止まることなく、フェイズが続きゴール前に侵入。しかし、チーム全体での渾身(こんしん)のディフェンスで失点を防いだ。後半21分にも、摂南のラインアウトから外までボールを回される。息をのむ場面で、摂南の選手の怪我で一時中断となる。

抜け出す岩本

 試合再開から両チームとも攻撃を重ね、試合は進んでいく。そして後半38分、同志社のラインアウトから右に展開し、最後は大槻がダメ押しトライ。ディフェンスで圧倒し、55-0で白星を挙げた。

 ゲームキャプテンを務めたFL小島は「今日の試合はディフェンスの面でしっかりFWが前に出て止めれたので、結果的にゼロにおさえることができたと思います。」と振り返った。自陣に大きくゲインされる場面でも、チーム全体のディフェンスで見事に失点を防ぎ、圧巻の勝利を勝ち取った。

ラインアウトを獲得した小島

 次戦の相手は今季強さを見せている関学大。攻守ともに同志社と似たスタイルで立ち向かってくる。「勝って流れに乗ってきてるので、ここで勢いを落とさずに(残りの試合を)全勝目指して頑張っていきたい」(大槻)。この勢いに乗り、チームとして連勝を続けていく。(文責・倉田蓮大、撮影・勝部健人、小野理紗)

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