ラグビー部
HEADLINE

【ラグビー部】関学大に敗れ、Jr戦連勝止まる

関西大学ラグビージュニアリーグ

 11月5日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で関西大学ラグビージュニアリーグ第5節が行われた。関学大Jr.と対戦した同志社は、31-26で敗戦。惜しくもJr戦3連勝を飾ることはできなかった。

ボールをキャリーする前田(法3)

 いきなり試合を動かしたのは、同志社。相手選手が自陣から蹴ったボールをカウンターし、その後もアタックを継続。CTB立川(社1)が大きくゲインすると、そのままWTB天野(心理3)にボールをつなぎトライを挙げた(7-0)。
しかし、そのまま流れをつかむことはできなかった。前半4分、同志社のペナルティーから自陣でモールを形成され、外までボールをつながれてトライを奪われる(7-5)。さらにその後、9分にもルーズボールを抑えられ、立て続けに失点を許した(7-12)。反撃したい同志社は思ったように攻め込むことができず、攻めてもターンオーバーされてしまう。攻めきれない時間が続き、守備に徹した。

突破しパスを出す立川

 しかし27分、相手BKに守備を破られトライを献上(7-17)。関学大の勢いは止まることなく、37分にも自陣10m付近で相手FWに大きくゲインを許し、そのままトライを決められた(7-24)。自分たちが思うようにプレーできないまま、前半を終えた。

シェイプで縦突破する秦(理工4)


 後半開始からしばらく、互いに敵陣で攻め込むもミスが目立ち、攻撃が継続できない。 スコアも動かず、膠着(こうちゃく)した状態が続いた。しかし後半25分関学大が先に得点を動かした。同志社のハーフライン上でのスクラムからのアタックでターンオーバーされ、大外に展開される。そのままトライを許し、点差を広げられた(7-31)。

大外を駆け抜ける岩本(社1)


 このままでは終われない同志社。トライを奪われた直後のリスタートから福岡(スポ3)が相手選手のキックチャージに成功。インゴールでボールを押さえ、反撃の兆しを見せる(12-31)。「前半からずっと狙っていてどこかで流れを変えないといけないと思っていてそれがしっかりトライまで行けたのでよかった」(福岡)。徐々にギアを上げ始めた紺グレは、同30分、相手選手が落としたボールをCTB岩本(社1)が拾い約50㍍を走り切りインゴールへ(19-31)。さらに同34分、自陣でのセンタースクラムからCTB立川が大きくゲイン。そこからFWで攻め切り17番上野(商2)がゴールラインへ飛び込む(26-31)。

試合後の選手たち


 だが、残り6分、逆転を狙うも上手く攻め切ることができなかった。最終スコア26-31で惜しくも黒星を喫し、Jr戦の連勝は2でストップ。ゲームキャプテンを務めた向井(文4)は、「Aチー厶が今後がない状況で、Jrから(士気を)上げていかないと駄目ですし、4回生としてAチームで出たいという目標もあるので頑張りたい」と前を向いた。Aリーグのリベンジを果たすことができず、敗北してしまった今試合。次戦に向けて、明確になった課題を修正し、次戦こそ勝利をつかんでほしい。(文責・吉本光之介、撮影・勝部健人)

ページ上部へ