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【ラグビー部】チームでつかみ取ったコルツリーグ優勝

 11月26日、近畿大学Eキャンパスグラウンド(大阪府)で関西大学ラグビーコルツリーグ第7節が行われた。近大と対戦した同志社は50-7で勝利。試合開始早々から得点を重ねると試合終了まで指導権を握り、優勝をつかみ取った。

 コルツリーグ戦開始直前のジュニアリーグでは、悔しくも負けてしまった同志社。勝てば優勝となる今試合に選手たちは気持ちを引き締めて挑んだ。

ボールを持つ川端(スポ2)

 開始6分、FL向井(文4)が相手ディフェンスを切り裂くラインブレイクからトライ(5-0)。勢いに乗る得点に、同志社に流れが生まれた。しかし、トライのチャンスが続くものの、敵のディフェンスラインを抜け出すことができず、押しては引いての試合が続く。同24分、近大のキックカウンターをWTB桃田(商1)がインターセプトしトライ。SO伊藤敬(スポ4)が難しいキックを決めリードを広げた(12-0)。さらに、同志社の猛進は止まらない。続いて29分には左右にボールを大きく動かしゴールラインに接近。ポール付近で両者ともに激しい攻防戦の中、密集サイドを抜け出したLO伊藤敦(政策4)がトライ(19-0)。その後も失点することなく試合は41分まで進み、相手の反則からPG(ペナルティゴール)を選択。これを成功させ、最高の流れのままハーフタイムを迎えた。

突破する油谷(政策4)

 後半8分、2~3フェイズで大きく前へ進める。CTB立川(社1)が選手の数的有利を活用し、ラインブレイク。そのまま走り抜け、インゴールに飛び込んだ(29-0)。「自分の個人プレーというわけではなくて、ずっと継続して自分にまわってきたので、そこはトライをとりきれてよかった」(立川)とチーム全体でつかみ取った得点だと振り返った。その後もトライを取り続けた33分、相手のキックからキックカウンターを展開。一気に防御網を突破し、古舘(理工4)から伊藤敬にボールを回す。そのままゴールラインまで走り切った(43-0)「後半ではすごく自分たちの形が出せたのが勝因だと思います」(伊藤敬)。華麗なトライで会場が大きく盛り上がった。しかし、終盤に入ると体力が徐々に消耗。同36分、選手間を攻められ近大に初得点を許す(43-7)。それでも、同志社はすぐに立て直す。ゴール前で古舘が死角を突き、タイミングよく走り込みトライ。試合は50-7で試合終了となった。

パスを出す宿里(政策4)

 4回生を中心に圧倒的なプレーを見せ、コルツリーグ戦優勝。今試合でも活躍した4回生の古舘は「まず嬉しいです。ただコルツの優勝ということなのでJr.もすごく負けていますし、Aチームも今崖っぷちの状態で、手放しには喜べない。来週の天理戦で僕たちの大学選手権が決まるので、そこに向けてチームとして頑張っていきたいなと思っています」と一喜一憂せず、次なる試合への意気込みを語った。

(文責:倉田蓮大、撮影:平沼栞、早川京、湊結子)

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