準硬式野球部
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【準硬式野球部】逸機響き連勝止まる

TEAM R H E
関 大 10 2
同志社

令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ

 10月12日、令和5年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ第4節1回戦がわかさスタジアム京都で行われた。同志社は関大と対戦し2-5で敗北。投手陣は終盤に崩れ、打線も9回の2点に終わり中盤の逸機が響いた。

マウンドに集まる選手たち

 先発マウンドに上がったエース望月(スポ3)は快調な滑り出しを見せる。「久々にブルペンから調子がよかった」(望月)と初回、2回とテンポよく相手打線を封じた。3回に3連打を浴び満塁のピンチを招くも0点で切り抜けると、その後はほぼ完璧な投球を披露。8回に先頭打者に出塁を許し降板したが、上々の内容でリリーフ陣につないだ。

先発した望月

 試練はここからだった。8回、無死一塁で登板した景山(生命2)はヒットを許すと、続く打者の犠打を自らの野選でピンチを拡大させる。満塁となった場面で相手3番に左中間を破る2点適時二塁打を浴び先制されると、代わった中川(スポ3)も流れを止められない。四球後に左前適時打を許し、3点目を献上した。さらに9回にも杉浦(理工2)が2死から3連打を浴び2失点。終盤に登板したリリーフ陣が粘りきれなかった。

2番手で登板した景山

 一方、打線も相手先発に苦しめられた。この日は前節から選手を入れ替え、本職が内野の佐藤(スポ2)と中谷(経3)をそれぞれ右翼、中堅で起用。攻撃力アップが期待されたが、初回から5回まで毎回走者を出しながら無得点。7回には2死一、三塁のチャンスを迎えるも、中谷が中飛に倒れ得点機を逃した。5点を追いかける9回に、2死から2点を返すも反撃はここまで。「チャンスであと一本が出なかった」(中谷)と嘆き、2-5で敗れた。

 今日の敗戦で今季2敗目を喫し、優勝の可能性を残すには残り3戦3勝が必須だ。「絶対に勝ちます」(中谷)。残り試合でその言葉を実践できるか、真価が問われる。(文責:丸山潤一郎、撮影:髙橋惇太、金井莉子)

 

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