令和6年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ

　4月4日、わかさスタジアム京都で令和6年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦第5節1回戦が行われた。同志社は立命大と対戦し、0-2で試合終了。悔しい結果に終わった。

　先発を任されたのは望月(スポ4)。完璧な立ち上がりで相手打線を圧倒する。「キャッチャーの塩月（経3）を信頼して投げた」（望月）とエースの貫禄を見せた。6回まで84球1失点とテンポよく打者を抑えた結果に中谷（経4）も賛辞を送る。7回からマウンドに上がったのは中川（スポ4）。コントロールが定まらず、押し出しで追加点を献上する。なお満塁のピンチで代わって谷本忠（社2）が登板。落ち着いた投球でピンチを切り抜けると、続く8回も三者凡退に抑え安定感を見せた。

　一方の打線は、相手投手に苦しめられる一戦となった。2回表2死の場面で中谷が中安打を放つも、後続が続かない。チャンスが回ってきたのは4回表の攻撃。先頭の岡田（スポ4）が四球で出塁すると、中澤（商4）が死球を受け無死一、二塁に。しかし、犠打失敗でアウトを重ねると、その後も相手の好守に阻まれる。「今日の試合の鍵となったのはここのミスだった」（中谷）。得点のチャンスを生かせずに攻撃を終えることに。5回の塩月の中安打や7回の児玉（スポ4）の内野安打などの当たりはあったものの、連打とはならず無得点で試合終了。打線が振るわず、立命大に及ばなかった。

　2連勝を目標に臨んだ最終節。立命大の壁は厚く、勝利をつかみとることは出来なかった。明日の2回戦を最後に今春リーグ戦は終幕を迎える。中谷組ラストの同立戦、勝利を目指し全員野球で戦いに挑む。（文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨）