令和6年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ

　4月5日、わかさスタジアム京都で令和6年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦第5節2回戦が行われた。同志社は立命大と対戦し、1-2で敗北。中谷組最後の同立戦は2連敗を喫した。
　打線は初回、2死から岡田(スポ4)が右安打で出塁。続く中澤(商4)が｢強い打球を打つ気持ちで打席に入った｣(中澤)レフトの頭を越える適時三塁打を放ち、先制点を奪う。チームの勢いをつける一打となった。

　一方、先発のマウンドに登ったのは杉浦(理工3)。前節まで先発で安定した投球を続けていたものの、この日は序盤から制球が定まらない。3回に2点を失い、その後もランナーを背負ってマウンドを降りた。代わった谷本忠(社2)は｢抑えることだけ考えた｣(谷本忠)と気迫の籠ったピッチングで無失点に抑える。その後も8、9回に登板した中曽(理工3)が好投を見せた。

　終盤まで1点差の均衡した展開が続くも、打線がつながらず試合終了。優勝を目指した今リーグ戦は4位に終わった。
　試合後、主将は｢連敗で始まったけど何とか逆転で優勝したかった｣(中谷・経4)と結果を悔やむ。リーグ優勝こそ逃したものの、全国制覇への道はまだ絶っていない。まずは5月から始まるトーナメント戦。ここを勝ち抜き全国への挑戦権を掴みとれ。(文責:伊藤愛梨、撮影:金井莉子)