準硬式野球部
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【準硬式野球部】逆転サヨナラ勝利!開幕節2連勝で好発進

TEAM R H E
関学大
同志社 2x 10

 令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦

 9月13日、大阪シティ信用金庫スタジアムで令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第1節2回戦が行われた。昨日の開幕戦は谷本忠(社2)の粘投と打撃陣が順調に得点を重ねたことで快勝。序盤は打撃陣が振るわず厳しい展開となるも、後半に巻き返し逆転サヨナラ勝ちを果たす。開幕節で2連勝を飾りよい滑り出しを切った。

 先発のマウンドを任されたのは西田(ILA1)。リーグ戦初登板に緊張した面持ちで向かう。落ち着いたピッチングを見せるも、相手打線につかまってしまった。3回に犠飛で先制点を与えると4回でも連打を浴び無死一、三塁のピンチに。タイムリーで1点を追加されここで降板する。「たくさん課題が見つかった登板だった」(西田)と悔しさを滲ませながら振り返った。西田に代わって登板したのは杉浦(理工3)。なお続くピンチを断ち切ることができず2点を失う。しかし、その後は復調し後の打者を抑え切った。

先発を務めた西田

 打撃陣は沈黙状態が続いた。相手先発を中々攻略できず、チャンスが生まれない。4回に佐藤涼(スポ3)が左安打を放ち、杉本(理工2)が四球でつなげるも後続が絶たれ得点とはならなかった。6回にも池谷(心理3)の左安打で出塁するもチャンスを広げられない。

 
 6回からは杉浦に代わり中曽(理工3)がマウンドに上がった。四球を出す場面もあったが、要所でギアを上げ無失点で抑える。回を追うごとに復調し好投が光った。「タイトル狙えるぐらいのピッチングをしたい」(中曽)と気合い十分だ。

好投した中曽

 4点差で迎えた8回裏の攻撃。同志社打線に流れがわたる。先頭打者の佐藤恵(スポ1)が相手の失策により出塁すると廣内(スポ1)の内野安打で無死一、三塁の好機をつくった。しかし後続が倒れアウトカウントは2つ。佐藤涼が四球を見極め、迎えたバッターは杉本。レフト前にタイムリーを放ち1点を返す。ここで好投を続けていた相手先発の田尻(関学大)が降板し堀(関学大)がマウンドに上がった。安藤(スポ3)に代わり代打寿時(社1)が打席に立つ。「先輩方が繋いでくれたチャンス、思い切って振りぬいた」(寿時)と狙ったストレートを一球で仕留めさらに1点を追加。1年生が期待に応えてみせた。続くバッター中本(商1)の打席では相手遊撃手の失策があり出塁。この間に三塁走者が生還し点を重ねた。1点差に詰め寄り最終回の攻防へ向かう。

追加点タイムリーを放った壽時

 9回表のマウンドに立つのは谷本忠。昨日に引き続き安定した投球で、三者凡退に抑えた。サヨナラがかかった9回裏の攻撃。先頭打者の江藤(心理1)が死球で出塁すると廣内の右安打でチャンスを広げる。さらに植田(スポ2)のバントヒットで満塁に。ここで佐藤涼が右適時打を放ち同点に追いついた。続く杉本が「とにかくあと1点を」(杉本)と思いのこもったスイングでライト前に鋭い打球を運ぶ。サヨナラ勝利を決め選手たちの顔には笑顔が溢れた。

ガッツポーズで喜ぶ杉本

 第1節で2連勝となりよい流れが生まれた佐藤涼組。「やることは変わらない、積み上げてきたものをもう一度確認したい」(佐藤涼)と来週の神戸大戦に向けて前を向いた。次節も勢いそのまま勝利をつかみ取れ。
(文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨)

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