準硬式野球部
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【準硬式野球部】相手投手を攻略できず今季リーグ戦初黒星

TEAM R H E
関大 12
同志社

令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦

 10月5日、関西学院大学第2フィールド(兵庫県)で令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦第4節1回戦が行われた。雨天延期によって日程・会場ともに変更。同志社は1-2で敗北し、今季リーグ戦はじめての黒星を喫した。

 先発のマウンドを任されたのは谷本忠(社2)。初回、2回を三者凡退に抑え抜群の安定感を示した。しかし3回、関大打線につかまってしまう。先頭打者に中安打を放たれるとバントで進塁し1死二塁。三振でアウトカウントを重ねたが、その後の打者に鋭いタイムリーを運ばれこの当たりが先制打に。その後も連打でピンチが続いたが、ギアを上げ最小失点で切り抜けた。

先発の谷本忠

 援護したい打撃陣は沈黙が長らく続いた。相手先発の好投に苦しめられ4回まで無出塁。沈黙を破ったのは5回裏の攻撃だった。金(商2)が2死の場面から四球で出塁すると、打席が回ったのは中本(商1)。センター前にタイムリーを運びチャンスを広げる。しかし後が続かず得点とはならなかった。6回にも寿時(社1)の中安打があったが無得点で攻撃を終えるなど苦しい展開に。試合が動いたのは7回。先頭打者の佐藤涼(スポ3)が四球で出塁すると、盗塁と相手捕手の捕逸により三塁まで進塁した。しかし次打者の打席でまさかの走塁死。その間に打者が出塁し1死一塁に。続く金は空振り三振に倒れるも、その間に一塁走者が盗塁し二塁に進塁した。2死二塁の場面で打席が回ったのは中本。狙った打球はライト前に大きな当たりとなり同点打となる。ベンチからの声援にガッツポーズで応えた。流れに乗りたいところだったが、後続が倒れここで攻撃終了。後半戦へ望みを託した。

同点打を放った中本

8回表の守り。好投を続けていた谷本忠に試練が訪れた。先頭打者にいきなり二塁打を放たれると、次打者がバントヒットで出塁する。投手の悪送球により二塁走者がマウンドへと生還し、逆転を許した。「投球内容は悪くなかった、守備のエラーをしてしまったことが失点につながった」(谷本忠)と悔しさを口にした。ここで谷本忠は降板し代わって中曽(理工3)が登板する。四球や安打で好機をつくられるも、粘りの投球で無失点に抑えた。追い付きたい裏の攻撃では、池谷(心理3)が中二塁打でチャンスメークするも、連打に繋がらず追加点とはならない。

代わって登板した中曽

 中曽の粘投が光るも打撃陣が最後まで振るわず2-1のまま試合終了。自軍のミスから流れを相手に渡してしまい、接戦をものにすることができなかった。主将佐藤涼は「もう一度初心に立ち返ってチームの雰囲気を盛り上げていきたい」と明日の第2戦に向けて前を向く。リーグ優勝を果たすにはもう1戦も落とすことはできない。気持ちを切り替え明日に備えよ。(文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨)

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