TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
同志社 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 10 | 1 |
立命大 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 3 |
令和6年度関西六大学準硬式野球連盟秋季リーグ戦
10月10日、わかさスタジアム京都で2024年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第5節1回戦が行われた。難敵立命大相手に接戦を強いられるも見事勝利をつかんだ。
先発を務めたのは谷本忠(社2)。初回の先頭打者を四球で出塁させると相手に流れが渡った。自軍の守備エラーも重なり一気に2点を失う。しかしその後はさすがのピッチングで相手打線を抑え、9回まで132球被安打4失点2の完投。「立ち上がりがよくなかったが、その後しっかり切り替えることができた」(谷本忠)と自身の投球を振り返った。
援護したい攻撃陣は試合中盤まで苦しい展開が続いた。出塁こそあるものの、後が続かずチャンスを広げることができない。無得点のまま進む試合、大きく動きを見せたのは6回表の攻撃。先頭の植田(スポ2)が相手二塁手の落球の間に出塁し、続く寿時(社1)が右安打を放った。さらに佐藤涼(スポ3)がバントで繋ぎ1死二、三塁の場面をつくる。ここで打席が回ったのは杉本(理工2)。初球から思い切り振り抜きライトに大きな当たりを運んだ。杉本のタイムリーで1点を返すと、次打者の金(商2)がスクイズを決めさらに1得点。同点に追いつき終盤の攻防へと向かう。
8回表の攻撃。2アウトから佐藤涼が死球により出塁すると、相手投手の悪送球間に三塁まで進塁した。2死三塁の場面で打席に立つのはまたも杉本。「打つしかない場面だった」(杉本)と外角のストレートをレフト前に運ぶとこれが勝ち越し弾となった。
1点差を谷本忠の好投で守り抜き、3-2でゲームセット。同立戦初戦で白星を挙げた。「(今日の試合)メンバーがかなり緊張していた、チーム全体でよい雰囲気をつくって明日の試合の入りを改善したい」(佐藤涼)。明日はついに秋季リーグ戦最終戦。優勝をかけて最後の戦いに挑む。明日も難敵立命大に苦戦を強いられることは容易に想像できる。「想定外のことがおきても1つ1つ丁寧に」(佐藤涼)と明日の戦いへ向け意気込んだ。佐藤涼組初めてのリーグ戦、笑顔で締めくくるべく全身全霊で挑め。(文責:金井莉子、撮影:伊藤愛梨、金井莉子)