準硬式野球部
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【準硬式野球部】開幕戦白星発進!!

TEAM R H E
関大 11
同志社

令和7年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦

 3月7日、わかさスタジアム京都で令和7年度関西六大学準硬式野球連盟春季リーグ戦第1節1回戦が行われた。同志社は関大と対戦し、4-2で勝利。先制を許すも、後半に逆転し開幕戦を白星で飾った。
 開幕戦のマウンドを任されたのは西田(新ILA2)。初回、2番打者に左安打を放たれるも投球は乱れることなくツーアウトまで追い込んだ。しかし、制球が定まらず走者を出すと、その後の4番木下(関大)に鋭い当たりを運ばれ先制点を献上。「ストレートが浮き気味でコントロールがばらついていた」(西田)。制球に悩まされたが、要所をしっかり抑え5回まで最小失点で切り抜けた。

開幕投手を任された西田

 一方の打撃陣は、序盤から果敢に攻めた。2回裏の攻撃では杉本(新理工3)・寿時(新社2)が連続で四球を見極め流れをつくる。すると相手の悪送球があり、一気に無死満塁のチャンスに。追いつく絶好の機会だったが後続が倒れ、得点につなげることはできなかった。続く3回の攻撃では、佐藤涼(新スポ4)が右安打を放ち盗塁でチャンスを広げるなどチームを盛り立てる。またも相手の悪送球があると佐藤涼がホームへ生還し同点に追いついた。

同点のホームを踏んだ佐藤涼

 好投を続けていた西田だったが、6回表に二塁打を放たれるとマウンドを谷本忠(新社3)に譲った。代わった谷本忠は立ち上がりを攻められ勝ち越し点を許してしまう。しかし、その後は立て直しエースとしての貫禄を見せつけた。

2番手の谷本忠

 6回に勝ち越されると7回にすぐさま追いつき試合はまたも振り出しへ。投手を援護したい打撃陣だったが、相手先発をなかなか攻略できず連打が生まれない。試合が動いたのは8回裏の攻撃だった。代打・森下(新経3)が初球を捉えるとレフト方向へ大きな当たりに。代走の安藤(新スポ4)が盗塁を決めると無死二塁。しかし、その後が続かず2アウトまで追い込まれた。ここで打席が回ったのは糸永(新経2)。真ん中インコース寄りを見事に捉え中適時三塁打を決めた。「バッティングの調子の波を減らして安定させたい」(糸永)。オフシーズンで真摯に打撃練習に励み、開幕スタメンを勝ち取った好調ぶりは健在だった。佐藤涼のタイムリーもあって同志社は2点のリードを奪い、最終回の攻防へと移る。9回の守りは谷本忠が圧巻の投球で試合を締め、4-2のまま試合終了。

決勝打を放った糸永

 「初戦の難しさを感じた」(佐藤涼)。関大の好投手に苦しめられながらも食らいつき、勝利をつかみ取った。明日も自分たちの野球を貫き連勝街道を突き進め。(撮影:伊藤愛梨、文責:金井莉子)

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