準硬式野球部
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【準硬式野球部】中盤に勝ち越し、全日初戦突破

TEAM R H E
九産大
同志社 X

文部科学大臣杯第74回全日本大学準硬式野球選手権大会

 8月23日、文部科学大臣杯第74回全日本大学準硬式野球選手権大会1回戦がレクザムボールパーク丸亀(香川県)で行われた。同志社は九産大と対戦。4回に守備の乱れから先制を許すも、5回には新居の同点打、6回には髙橋省が勝ち越し打を放ち逆転。その後も得点を重ね九産大を引き放し、5ー1で勝利した。

勝利の儀式全日ver.

 2年連続で辿り着いた全日の舞台。重圧がかかる初戦のマウンドにはエース佐伯が上がった。「良い緊張感を自分で実感できた」(佐伯)。初回を3人で抑え、快調な滑り出しを見せる。

先発を務めた佐伯(スポ4)

 4回表、ついに試合が動き出す。1死一塁から一塁走者がスタートを切ると捕手新居が二塁へ悪送球。さらに中堅手向久保(商3)の送球も逸れ、生還を許した。守備の乱れで先制を許すも佐伯が崩れることはなく、安定した投球を続ける。
 3回までパーフェクトに抑えられていた打線は、5回裏に同点の好機を作る。先頭の真鍋(スポ4)が右安打で出塁すると、1死二塁で打席には新居。「狙い通りの球がきた」(新居)と初球のチェンジアップを捉えた。打球はライトの頭上を越え真鍋が生還。失策を取り返す適時二塁打で重苦しいムードを取り払い、試合を振り出しに戻した。

同点打を放った新居(スポ3)

 1ー1で迎えた6回裏には向久保が三塁打を放ちチャンスメーク。1死後、髙橋省が打席へ。「脱力して前に飛ばすことだけ考えた」(髙橋省)と詰まりながらも中前に弾き返し、勝ち越しに成功した。勢いそのままに7回にも田中の適時打、押し出し、加藤充(スポ4)の犠飛で一挙3得点。九産大を一気に引き離した。

決勝打を放った髙橋省(スポ4)
適時打を放った田中(スポ4)

 佐伯の投球は6回以降さらに安定感が増した。持ち味のストレートの威力も衰えることなく相手打線を封じ込む。8回を終えて球数は100球を超えていたが「俺が行く」と言わんばかりに9回のマウンドへ。死球と安打で走者を背負うも最後の打者を投ゴロに打ち取り試合を締めた。
 今日の勝利で昨年を超え、2回戦へ駒を進めた。「今日の勝利は9割5分佐伯のおかげ。明日も一戦必勝で戦いたい」(主将・真鍋、スポ4)。選手たちは既に次の戦いを見据えている。2017年以来の優勝へ。チーム一丸となり、総力戦で明日も決戦に挑む。
(文責・丸山潤一郎、撮影・松井麻衣)

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