射撃部
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【射撃部】圧倒的な強さを見せた

 5月3日から5日まで、能勢町ライフル射撃場(大阪府)で2023年度関西学生スポーツ射撃選手権春季大会が行われた。同志社は全種目で表彰台にのぼり、安定した強さを見せた。

 10mエアライフル60発競技のFINAL男子の部には前泊(商4)が出場。1シリーズから1位をキープし、続くシングルショットでも高得点を重ねる。見事優勝を果たした。

優勝した前泊

 女子の部には山森(社4)、平野(商3)、野村(スポ1)が出場。野村は接戦の末、シュートオフに持ち込み会場は緊張に包まれた。激闘の末、2位。あと一歩及ばなかったが新人として存在感を光らせた。他2人も健闘。平野は3位、山森は5位の結果を残した。

2位の野村

 10mビームピストル 60発競技・女子の部では、FINALに中川(政策4)が駒を進めた。序盤から着実に点を稼ぎ、23発目まで1位をキープ。残すは後1発で、6.1の差をつけられ1位の座を譲る。優勝は逃したが、2位という好成績を残した。

 続く男子の部では、FINALに佐竹(スポ4)、吉村(スポ3)、原田(文情2)、山口(法2)の4人が出場。1シリーズで10発目が終わったところで暫定順位の上位4名が全て同志社が占める。試合終了まで他の出場者にリードを許すことなく、1位に佐竹が着き、2位、3位、4位は順に吉村、山口、原田という結果となった。優勝を果たした佐竹は「内容のある有意義な試合になった」と試合を振り返った。

主将佐竹
左から佐竹、原田、吉村、山口

 10mエアピストル60発競技でも、同志社が活躍を見せた。1シリーズから上位3位を同志社が占めたが、途中佐竹と武市は勢いが下がり一度4位へ。しかし最後は、1位に吉村、2位に武市、3位に佐竹がランクイン。同志社の意地を見せつけ、対戦相手を圧倒した。

 皆がベストを尽くし、FINAL出場者全員が上位入賞した今大会。「10月の目標であるインカレ優勝に向けて確実に力があるというのをみんなで共有できた大会になった。それを次はチームで発揮できるか団体で発揮できるかというのを、自分、4回生を中心にもっと相手の部員のために自分のために、いろんな人のために打っていけるような部活にしていきたい」。(主将・佐竹)現状に満足せず勝ちにこだわる射撃部がどこまで躍進するか、これからも注目だ。(白川愛梨・古川亜依)

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