射撃部
HEADLINE

【射撃部】関西を舞台に実力を発揮

4月29日から5月1日、能勢町ライフル射撃場で2022年度関西学生スポーツ射撃選手権春季大会が行われた。今シーズン初の学連試合となった春関において同志社は全種目で表彰台にのぼり、関西で強さを見せつけた。

表彰式で賞状を受け取る山森

最初にFINALが行われたのは50mライフル三姿勢60発競技。女子では中川友(文4)、目羅(スポ4)、饒平名(スポ4)、山森、近藤(文4)が本選を突破し、FINALに出場した。王座に君臨したのは中川友。膝射では4位と出遅れるものの、必死に食らいつき着実に順位を上げていく。立射で一機に1位に躍り出ると、シングルショット3発目で10.7点の高得点を叩きだす。最後は中川友と目羅の一騎打ち。「緊張したが、最後の一発は負けたくないと思って撃った」(中川友)。最後は粘り勝ちで優勝。2位の目羅と1点差の441.7点で勝負を終えた。

的を見据える中川友

50mライフル男子三姿勢60発競技では柴原(経4)が1位の座に輝いた。膝射から高得点をマークし、いい滑り出しを切る。その後も安定的な射撃を続け、他の選手を引き離していく。伏射を終えた時点で、2位との点差は6.3点。「大外しさえしなければ勝てそうだったので、極力リラックスしていた」(柴原)。柴原の調子はとどまることなく、その後も1位を死守。ライフル三姿勢において男女ともに4年生が意地を見せ、優勝を手にした。

優勝が決まり笑顔を見せる柴原
試合後の選手たち

他の個人種目でも多くの選手が優勝、入賞を決め、同志社勢が躍進。しかし、総合団体では惜しくも優勝には届かなかった。「自分たちの居場所を知れた。これから伸ばしていって夏の大会、インカレに挑みたい」(主将・近藤)。インカレ優勝を狙うチームにとっては悔いの残る結果となったが、目標へ向け歩みを止めることはない。レベルアップを図り、日本一の座を狙い撃つ。(文責、撮影・和泉明日菜)

ページ上部へ