ソフトボール部(女子)
HEADLINE

【ソフトボール部女子】惜しくも白星ならず、春リーグは最終戦へ

5月1日、園田学園女子大学において行われた第53回関西学生ソフトボールリーグ戦。ダブルヘッダーに挑む予定だったが、雨天により太成学院大戦の1試合のみへと変更された。チーム一丸となって打線をつなぐも、相手は一枚上手の強豪。あと一歩届かず、1-2で黒星を喫した。

悪天候の影響で開始時刻が大幅にずれ、4時間半遅れで試合が始まった。大きな声を出し、全員で敵に立ち向かう一体感のあるプレースタイルは同志社の持ち味だ。しかし、太成学院大のベンチからも負けず劣らずの声援が聞こえる。威勢の良い声が双方から飛び交い、よどんだ天気とは裏腹にグラウンドは活気に満ちていた。

 先発を任されたのは和田(スポ3)。初回から満塁のピンチを招くも、エースの意地を見せ簡単には点を与えない。

エースの和田(スポ3)

投手の力投に応えるようにして、先制点を奪ったのは同志社だ。3回表、1死から鈴木(社2)がサードへの内野安打で出塁すると、堀井(社4)が適時内野安打となるセーフティバントをを決めた。

歓喜するベンチ

しかし、相手打線も黙ってはいなかった。同回裏、2死二塁の場面で右中間への適時二塁打を浴び、1点を献上。続く4回には追加点を挙げられ、1点を追いかける展開に。

点差は変わらず1-2で迎えた最終回。生駒が相手のミスを活かし生存すると、続く堀井も内野安打で出塁。4番の山口(スポ4)は申告敬遠で歩かされ、2死満塁とする。あと一本が欲しいところだったが、続く打者は惜しくも打ち取られ、試合終了となった。

無念の敗北とはなったものの、前試合からの成長が見られた試合でもあった。前日の試合後、主将の山口は「スイングができていなかった」とこぼした。大成学院大戦では、反省を活かし選手たちが強気のスイングを見せる。結果、同志社の安打数は太成学院大の数を2上回る9安打。確かな意味を持つ試合だったといえるだろう。

4月上旬に開幕した春季リーグは、早くも残り一試合を残すのみとなった。理想どおりの結果は出ないが、下を向いている暇はない。次戦の相手は園田女子学園大。最終試合にして、最も手強い敵に対峙する。来る強敵にもチャレンジャー精神で食らいつけ。(撮影・丸山潤一郎、文責・城山歩美)

【ソフトボール部女子】

〈スターティングメンバ―〉

1 眞嶋 (中)
2 堀井(指)
3 生駒 (一)
4山口未 (捕)
5 弓納持 (左)
6 和田 (投)
7 麻生 (三)
8 小笠原(遊)
9 鈴木(ニ)
FP 塩川(右)

【バッテリー】

和田―山口未、櫻田―山口未

#10 山口未

――本日を振り返って

昨日の1試合目、大阪国際大戦の反省を踏まえて、スイングがみんなできていなかったので、工夫して攻撃をしていこうと。工夫が見れて、出塁率が上がったという点で、今日は昨日より良かった。けど、相手の方が一枚上手だったかなって。もう一歩のところがうちは詰め切れてなかったなっていうのが今日の感想ですね。

――次戦は

今日負けたからインカレ予選には行かないとあかんと思う。負けたけど、次の試合に向けても、インカレ予選に向けても、意味のある試合だったかなと思う。しょうがない、って感じですね。

――意気込み

一番強い相手と一番最後にやるっていうことで、勝つことはもちろん目指す中で、自分たちが次に繋げるために試合をどうしていくか、今日あったミス、今日できなかった各個人の反省を次にどう改善していくかっていうところも踏まえて。インカレ予選はもうあると思うので、インカレ予選につながる試合を全員で一体感を出してやって行けたらいいなと思います。

ページ上部へ