ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】力及ばず強豪に惜敗

 4月23日、園田学園女子大学(兵庫県)において、第54回春季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。相手は強豪・園田学園女大。強気なプレーで勝利を狙うも、2-0で敗北を喫し、涙をのむ結果となった。

 春季リーグ戦5日目にして迎えた園田学園女大との大勝負。優勝を目指し走り続けてきた和田組にとって、絶対に負けられない戦いが幕を開けた。初回は三者凡退に抑えられ、迎えた2回表。伊藤(商1)の左安打で小笠原(スポ3)がニ塁へ到達し好機を呼び込むも、無得点に抑えられる。2回裏ではピッチャー和田(スポ4)の暴投で先制点を献上し1点ビハインド。緊張感が漂うも、なんとか最小失点で切り抜けた(0-1)。

活躍を見せた日紫喜(商2)
ボールを見つめる鈴木(社3)

 3回裏では先発を務めた和田に代わり、入口(社2)が登板。この回を無失点に抑え、勝利へ望みを繋ぐ。重たい空気を振り払うように4回表では打線が奮い、普段通りの勢いを取り戻した。日紫喜がヒットで一塁へ到達すると、鈴木が右前打を放ち勝負強さを見せる。続く小笠原も四球で出塁し、一挙大量得点なるかと思われた。しかし、満塁のチャンスを生かせずこの回も無得点。「普段からもっと園田を想定して練習しないと通用しない」(高浜・スポ4)。思い通りにならない試合展開に、歯がゆい思いを募らせた。さらに4回裏では相手の痛烈な左前打で追加点を許し(0-2)、またもリードを広げられる。

副将を務める高浜
好投を見せた櫻田(スポ2)

 しかし、このままでは終わらせない。5回表で副将の高浜が二遊間を抜ける安打を放ち、反撃の糸口を探る。6回表では相手のエラーが絡み小笠原が二塁へ出塁するなど、勝利への執念を見せつけた。6回裏では入口に代わり、櫻田がマウンドへ。これまで何度もピンチを救ってきた投手陣の活躍は、和田組にとって欠かせない。気迫のピッチングで0点に抑え、7回表へ一縷の望みを託す。しかし、最後まで得点を挙げることはできず0-2で無念の惜敗。ここまで開幕5連勝と勢いづいていただけに、悔しさが残る結果となった。

 春季リーグ戦初めての黒星に肩を落とす選手たち。しかし、下を向いている暇はない。来週には大阪青山大との一戦が控えている。今試合で味わった悔しさを胸に課題を克服し、リーグ最終戦で再び勝利をつかめるか。次なる戦いはもう目の前だ。(文責・小野理紗、撮影・城山歩美)

【スターティングメンバー】
1眞嶋(中)
2高浜(三)
3日紫喜(右)
4生駒(一)
5鈴木(ニ)
6小笠原(遊)
7伊藤(DP)
8前納(捕)
9江濱(左)

【バッテリー】
和田-前納 入口-前納 櫻田-前納

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