8月5日、山崎運動公園(三重県)において、第55回西日本大学女子ソフトボール選手権大会が行われた。初回から得点し幸先の良いスタートを切るも、一時は福岡大に逆転を許した同志社。しかし、試合終盤に点差を覆し、なんとか白星を収めて次戦へ駒を進めた。
初回から同志社が得点を動かした。1番バッター眞嶋(スポ4)が出塁すると、相手の失策も絡み1点を先制。好スタートを切り、チームを勢いづけた。
膠着(こうちゃく)状態が続き、1点リードで迎えた5回裏。福岡大の猛攻を阻むことができず3得点を許し、窮地に立たされた(1-3)。しかし、6回表、再び同志社打線が奮起する。生駒が左中間を抜ける二塁打を放ち、鈴木の適時打で追加点を獲得。失策が絡みさらに得点を重ねると、3-3で同点に追いついた。
勢いそのままに、最終回でも一二塁間を抜ける安打で進塁した江濱(スポ1)を、生駒が流れを変える一打でホームへかえす(4-3)。逆転勝ちで西日本インカレ初戦を終えた。
「流れを完全に持ってくることができなかった」(高浜)。1点を先制し福岡大を突き放すも、一時は逆転を許してピンチに陥った。しかし、今試合で得た自信は確実に次戦の結果につながるはずだ。「明日もやることはいつも通り」(鈴木)。次戦も勝ちにこだわる貪欲なプレーで最高の結果をつかめ。(文責:小野理紗、撮影:城山歩美)
【スターティングメンバー】
1眞嶋(中)
2高浜(三)
3日紫喜(右)
4生駒(一)
5鈴木(ニ)
6小笠原(遊)
7妹尾(DP)
8前納(捕)
9江濱(左)
FP櫻田