ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】秋季リーグ初戦を白星で飾る!

 第54回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦

 9月16日、武庫川女子大学 総合スタジアム(兵庫県)において第54回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。この日の相手は武庫川女大。1―0で勝利し、チームは秋季リーグ戦開幕から勢いづいた。

新主将鈴木(社3)

 先攻は同志社。2回までを三者凡退に抑えられ、続く3回表。江濱(スポ1)が安打を放ち塁に出ると、日紫喜(商2)の右安打で三塁へ進塁する。しかし、好機を生かして得点することはできなかった。4回表には安打で一塁に進塁した鈴木を生駒(スポ3)が二塁に進めるが、これも得点には至らない。「チャンスの場面は何度かあったが、そこで決められない」(鈴木)。6回表にも右安打で塁に出た日紫喜を前納(社3)と鈴木が得点圏へ進めたものの、要所であと1本が出ず、無得点に終わった。

好投を見せた櫻田(スポ2)

 一方先発を務めた櫻田は、8イニングを無失点に抑える好投を披露した。0―0で試合が進み、迎えた7回裏。相手に三遊間を破る安打を放たれると、後続打者に一二塁間を抜ける安打で走者を進められる。さらに四球で走者をため、最終回にして満塁のピンチに陥った。しかし、ここで櫻田がエースとしての意地を見せる。普段通りの落ち着いた投球でこの回を無失点に抑えると、選手たちからは思わず安堵(あんど)の声が漏れた。

活躍を見せた日紫喜

 タイブレークまでもつれ込んだ試合を決着づけたのは、同志社だった。勝負所で日紫喜が放った三塁打が決定打となり、大久保(スポ2)がホームにかえって待望の先制点を獲得。そして、この回も櫻田が相手打線に得点を許さず、1―0で試合終了。満開の笑顔で秋季リーグ初戦を飾った。 

試合終了後、櫻田に駆け寄る選手たち

 「一人一人が持つ強みを伸ばす。やるべきことをやって勝っていく」(鈴木)。チームが代替わりし、3週間後に開幕した今リーグ戦。主将鈴木が大切にするのは「役割分担」だ。果たすべき役割を全うし、厳しい局面でも真価を示すことができるか、それがチームの躍進の鍵を握っている。今リーグ戦で目標とする一部残留に向け、一戦必勝で強敵に立ち向かえ。(小野理紗)

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