第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦
9月29日、大阪青山大学(兵庫県)において、第55回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦が行われた。対太成学院大戦で敗れ、緊張感のある面持ちでグラウンドに足を踏み入れた選手たち。関大と大阪青山大を撃破し、悪い流れを断ち切った。
迎えた対関大戦。2回表、田中(スポ3)の活躍で1点を先制(1-0)。1死二、三塁の場面で前納(社4)がヒットエンドランを仕掛けると、1点を追加した(2-0)。2回裏に三塁打を許し1点を返される(2-1)も、櫻田(スポ3)の好投でそれ以上の得点を許さなかった。
3回表、再び打撃陣が真骨頂を発揮した。鈴木つ(社4)が右中間への三塁打で好機を演出。生駒(スポ4)の中前適時打で1点を得る(3-1)。さらに指名打者・関(スポ2)が左前適時打を放ち、妹尾(スポ2)が生還(4-1)。3点差をつけて相手を引き離し、4-1で勝利を収めた。
続く対大阪青山大戦。先発の鈴木巴(スポ1)の投球が輝いた。1回表、牽制死を含めて3人で抑え、好調なスタート。6回表、安打を許すも安定した守備でイニングを終える。6回まで7三振を奪い、上々の仕上がりを見せた。
6回裏、それに応じる同志社打線。江濱(スポ2)が四球で出塁すると、2死一塁の状況で妹尾が打席に登場した。「最後の打席は絶対に打ってやるっていう気持ちで打席に立って、しっかり結果を残すことができたのでよかった」(妹尾)。集中力を発揮し、左中間二塁打で先制点を挙げた(1-0)。
点差はわずか1点。7回表、先頭打者に安打を許し、最後まで勝負の行方がわからない展開となる。バント成功と四球で2死二、三塁。しかし堅い守備で得点を許さず、1-0で勝ち切った。
次戦の対大阪大谷大戦は現体制で戦う最後の一戦だ。泣いても笑ってもこれが最後。最善を尽くし、鈴木つ組の底力を見せつける。(小野理紗、シンウンス)
【スターティングメンバー】
〈対関大戦〉
1日紫喜(遊)
2江濱(中)
3鈴木つ(ニ)
4妹尾(左)
5生駒(一)
6小笠原(三)
7関(DP)
8田中(右)
9前納(捕)
【バッテリー】
櫻田-前納
林-前納
鈴木巴-前納
<対大阪青山大戦>
1日紫喜(遊)
2江濱(中)
3鈴木つ(ニ)
4妹尾(左)
5生駒(一)
6小笠原(三)
7関(DP)
8田中(右)
9前納(捕)
【バッテリー】
前納-鈴木巴