ソフトボール部(女子)
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【ソフトボール部女子】4年生引退インタビュー

 4年生にとって最後のリーグ戦が終幕。最終戦となった対大阪大谷大戦後の選手たちへのインタビュー全文を掲載します。

#10 鈴木つ

――最終戦を振り返って

最後1試合と決められている中で、入れ替え戦とかがないからこそ自分たちが思い切って、みんなで楽しんで同志社らしく終わろうという気持ちでした。

――秋季リーグ戦に懸けた思い

インカレが2回戦負けという中で思ったようにいかなかった分、秋リーグは自分たちが4年間の集大成を出し切ろうという思いでした。

――主将として先頭に立ってきた中で、重圧はありましたか

めっちゃありました。前のチームが良いチームって言われてたからこそ、自分たちがそれ以上の結果を残さないとだめだし、そういうチーム作りもそうだし、その中ですごくプレッシャーはあったんですけど、4年生が4人しかいないからもう自然とみんなで協力し合えていたところが1番良かった点かなと思います。

――このチームの好きなところ

学年関係なく、良い意味で仲良しっていう感じ。そういう雰囲気がすごくチームの強みかなと思います。

――大学4年間を振り返って

一瞬でした。辛かったことは、チームが期待されている中で結果を残せないこととか、周りに何か言われているかな、思われているかなと思う中でキャプテンをやっていたこと。だけどみんなが頑張ってくれたから結果も出たし、良かったかなと思います。

――ソフトボール人生を振り返って

終わってみれば楽しかったけど、特に大学4年間はプレッシャーに押し潰されていた。キャプテンをしていたということもあるけど。チームを勝たせるということがすごく難しくて、代々のキャプテンがすごいなと。

――後輩へ

自分たちの代が歴代初を2つ残してきた分、自分たちのチームと比較されると思うけどそんなことは気にせず、とにかくソフトボールを楽しんで。がむしゃらに思いっきりプレーしているところを見たいし、楽しんでほしいなと思います。

――同期へ

本当に助けてもらってばかりで、私が何もできないキャプテンだったので。他の3人がすごくしっかりしてくれているからこそ、つかささん何言ってるんやろっていう時でも3人が助けてくれて、調和の取れたバランスの良い4人やったなと思う。この4人じゃないとこのチームは作れなかったと思うし、感謝の気持ちでいっぱいです。

#37 生駒

――最終戦を振り返って

私にとっては人生最後の試合だったので、本当にもう人生で一生忘れられないような試合になりました。

――秋季リーグ戦に懸けた思い

全部出し切るっていう部分と、後輩に最後のプレゼントとして1部残留というのをあげたかったのでその2つだけ考えて挑みました。

――副将としてのプレッシャーはありましたか

キャプテンがあまりギスギスしないというか、良い意味でキャプテンらしくなくて本当に選手に溶け込んでいる中で、リーダーシップとってやってくれてるというのがあったので、私は副キャプテンという意識はほぼなくて、試合に集中できたと思います。

――このチームの好きなところ

全員総力で、全員がみんなのためを思ってプレーできるところ。自分だけ良ければ良いとかではなくて、周りの人のことを思って全員がプレーしているのでそういうところがすごく良いと思います。

――大学4年間を振り返って

嬉しかったことはやっぱり憧れの選手と全日本総合で戦えたこと。出場できることも初めてだったのに、その中で憧れの選手たちと戦えたということが嬉しくて、下の学年の子たちの力を借りて出れたということが嬉しかったです。

――ソフトボール人生を振り返って

人生の半分以上やっていたソフトボールだったんですけど、今までで一番心から楽しいと思えたのが大学のソフトボール人生でした。

――後輩へ

このチームの良いところとして、雰囲気が明るくて、人数が少ないからこそそれぞれ輝ける部分がある。後輩たちにはそういうところを引き継いでもらって、結果を求めすぎず楽しんでやってもらえたらいいなと思います。

――同期へ

4人しかいなかったからこそ、それぞれお互いに思いを伝え合って1年間やってこれたと思うし、誰1人やめずに続けてこれたのも4人の絆があったからだと思うので、これから先離れてもみんなで頑張っていけたらいいなと思います。

#15 小笠原

ーー今日の試合を終えて率直な気持ちを教えてください

あっという間やったなっていうのが 1つと、楽しく最後できたからそれが良かった。自分以外はみんな引退でソフトボールが終わるので。その3人が笑って最後終われていたのがよかったと思います。

ーー今後について教えてください

実業団で来年からもするんですけど、同期他3人はもう本当にソフトボール人生が終わったので。3人が笑ってくれてたのでよかったなと思います。

ーーどのような思いで最後の試合に挑まれましたか

自分はあんまり実感がなくて、けど1日1日終わるごとにいよいよ終わりなんだなっていう気持ちでした。勝ちたいとは思ってたんですけど、最後笑って楽しんでやれたらいいなって思ってこの1週間準備してました。

ーーこのチームの好きなところ

もうとにかく下級生が可愛いし、心強いことですかね。自分たちの代も少なくて4人しかいなかったんですけど、 下の子たちが本当に仲良くしてくれて、自分たちを助けようとしてくれて、頼もしい後輩たちが1番かなって思います。

ーー4年間を振り返って、印象に残っていること、嬉しかったことや辛かったことありますか

本当にそれぞれの代でいろんなことがあったんですけど、 最後自分たちの代になって、今年の西カレで勝てたこと。やっぱり準優勝。今まで3位以内とかに入ったことがなかったので、最後もいい雰囲気やったし、みんなで笑えてそれで準優勝とれたことが本当に1番この4年間で嬉しかった。

ーー今後の目標を教えてください

この4年間で高校の時に学んだこと以上にいろんなことを知って学ぶことができたので、それを実業団でもそうですし、社会人としても生かしていけたらいいなと思います。

ーー後輩へメッセージ

生意気ですし、でもその分それ以上に可愛く見えて、本当にみんなが懐いてきてくれて、それがただ嬉しかったです。

ーー同期へメッセージ

人数が少ない中で、1人1人が同期からの目線でもすごく頼りになるし、 この3人、自分以外の3人だったからこそこうやって最後も笑って終われたと思うので、本当に感謝してます。

#41  前納

ーー今日の試合を終えて率直な気持ちを教えてください

4年間ちゃんとできたことと、1番良いチームで最後を迎えられて本当に良かったなって心から思います。

ーー今日の試合にどのような意気込みで臨まれましたか

人生ラスト試合やと思って今日来て、1球1球、それこそスローイングとかもそうやし、ピッチャーのボール受けるのもこのイニングが最後かなとか思いながらずっと受けてて。 それで、何よりずっとリーグ戦ノーヒットやって、1本も打てたことがなくて、特にこのリーグで。本当に最後の最後に、みんな信じて応援してくれるし、打ってあげたいなっていう思いとか、あとは、両親が見に来てくれてたし、おじいちゃんも来てくれてたから、良いところ見せたいなとか、成長した姿見せてあげたいなっていうところで、 打席にはもう人生最後になるかもしれへんっていう思いのもと入って、それでうまく結果が出たけど、それはみんなのおかげやなって思うし、なんか自分の力じゃないと思う。みんなが応援してくれたりとか信じてくれたから、今日のヒットが打てたと思うし、ピッチャーとか特に感謝してます。

ーーこのチームの好きなところ

みんなが全力でソフトボールを楽しんでるところ。それが1番良かった。今まで中高とソフトボールしてきた中で、こんなに楽しくソフトはできてなかった。 強いチームになればなるほどやっぱり厳しくて、人に優しくなれへんかったりとかそういうところがあったけど、このチームは全国優勝とかしてないけど、でも1番楽しくソフトができたのがこのチームかな。

ーー4年間を振り返って1番嬉しかったことを教えてください

最近のことやけど、全日本総合が1番大きい思い出かな。試合自体は負けてしまったけど、 本当に1個のチームとして相手に向かえたこととか、保護者の方も一丸となって応援してくれたっていうところが、これだけ自分たちのことを応援してくれる人がたくさんいるんやなっていうところを改めて実感して、それが嬉しかったです。

ーー辛かったこと、苦しかったことはありましたか

辛かったことは1年生の時に人数が多くてベンチに1人だけ入れへんみたいなところで、その時のキャプテンから電話がかかってきて、 今回は補助に回ってもらうっていうの言われて、これまでの人生小学校から野球をしてて、 野球でもある程度チームの真ん中にいて。ソフトボールでも1番チームを引っ張る。高校でもキャプテンとかしてたし、ずっと自分が試合に出れるっていうのが当たり前みたいな、チームの中心にいるのが普通って思ってた中で、初めてした挫折経験。やっぱりレベルが高い人たちがたくさんいるし、全国優勝した人もいる中でそう甘くないなと思ったし、どれだけ頑張っても試合にすら出れないっていう状況が1番しんどかったから、入学当時が1番しんどかったです。

ーーそこから活躍される中で学んだことは何ですか

1年生の時も思ってたけど、先輩もそうやし、尊敬できる人が本当に多かった。例えば、試合に出てる人もグラウンド整備するとか、試合の準備ってなったら全員が準備するとか、当たり前のことかもしれないけど。同志社には良い意味でそういう上下関係がなくて。 だから別に試合に出れなくても、試合に出てる人が頑張ってる姿も日々見てたから、そういうところで尊敬するところがたくさんあったから、 だから4年間続けられたのかな。試合に出れなくても、自分が打てなくても、最後まで続けられたのはみんなのおかげかなって思います。

ーー後輩へのメッセージ

後輩たちは全然自信ない感じでずっといるし、4年生がおらんの無理って感じやけど、それでもできると思うから最後までやり抜いてほしい。

ーー同期へのメッセージ

同期のみんなにはほんまにありがとうっていう感謝しかないです。4年間一緒にしてくれて、 プレー面でも普通の生活面でも、みんながいたから頑張れた。

 新人戦優勝、全日本総合本戦への出場、西日本インカレ準優勝と、大学ソフトボール人生の中で数々の記録をつくった4年生。毎試合取材に快く対応してくださり、ありがとうございました。4年間お疲れさまでした!

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