TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
同志社 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | ||
立命館 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5月3日、園田学園女子大学において行われた第56回全日本大学女子ソフトボール選手権大会近畿予選会。ここで負ければ2年連続のインカレ出場が叶わない。同志社は全国の舞台へと進むために奮闘し、5-0で勝利。見事インカレへの切符を手にした。
晴天の中始まった試合。両者ともに気合十分で、会場に声援が響き渡っていた。勢いを一気に掴んだのは2回表、弓納持の一打だった。4番山口が打球を右に弾き返し、一気に三塁へと進む。ここで打席に立ったのは弓納持。「ここぞという時に決めたいという思いがあった」。その言葉通り、初球を捉え打球を柵を超えた。これにより2点を先制。流れを引き寄せた。
打撃陣の活躍に応えるように先発和田も好投を見せ、相手打者を封じ込める。和田の調子はそのまま落ちることなく6回1安打無失点で最終回へ。「ここで負けたら終わり。やるしかない」。最後はランナーを1人も出すことなく、三者凡退で試合終了。完封勝利を収めた。
苦しい展開が続いた春リーグを終え、挑んだインカレ決定戦。選手たちは不安や緊張という言葉を口にしていた。しかし、彼女たちはその気持ちを吹き飛ばし、チーム一丸で全国への切符をつかんだ。これからも彼女たちはどんな逆境にも屈せず、笑顔で勝利を手にしていくことだろう。彼女たちの挑戦はまだ始まったばかり。(文責、撮影・和泉明日菜)
〈スターティングメンバ―〉
1眞嶋 (中)
2堀井 (DP)
3生駒 (一)
4山口未 (捕)
5弓納持 (左)
6小笠原(遊)
7塩川 (右)
8麻生 (三)
9鈴木(二)
FP和田(投)
〈バッテリー〉
和田―山口未