バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】5試合ぶり白星!

5月7日、関西大学バレーボール連盟1部春季リーグ第7戦が行われた。同志社は龍谷大を相手にセットカウント3-2で勝利を収めた。

今試合から主将宮野(心理4)がリベロとなり、アタッカーとして新たに仲佐(経3)が加わった。負けたら2部降格の可能性が一気に高くなる。全員が危機感を持って挑んだ。

「絶対に勝とう」と意気込んで始まった第1セット。試合中盤、相手セッターのツーアタックを拾う好プレーやサービスエースで4連続得点し、リードを広げた(16-13)。しかし、ブロックがなかなか決まらず、徐々に点差を縮められる。終盤では渾身のアタックがブロックにかかり、ブレイクを許した。一時はリードしていたのにも関わらず、22-25でセットを先取された。

今試合リベロを務めた宮野

続く第2セットも勢いに乗ることができない。アタックを決めきれない場面が多く、同志社側のミスが目立った。何度もタイムアウトを取るも流れを変えるきっかけにはならず、18-25でセットを連取される。

後がない同志社。しかし、主将宮野は「ここから3セット取ろう」とあくまでも前向きだった。仲佐を筆頭にアタッカー陣が活躍を見せ、序盤から流れをつかむ。2セット目までの反省から、相手のサーブを分散させることを意識。3セット目の主導権は完全に同志社かと思われたが(18-13)、アタックのミスなどによる5連続失点で一気に追いつかれた。思わぬ展開に緊張感が走る。しかし、相手の連携ミスでブレイクすると、流れは再び同志社のものに。25-20で第3セットを奪い取った。

第4セットは平田(理工3)の活躍が光った。長身を生かした高さのあるアタックを何度も決め、ブロックでも得点に貢献。25-22でセットを連取し、フルセットにもつれこむ。

ブロックにつく左・平田、右・仲佐

勝負の第5セット。序盤は得点を重ねるも、相手のサービスエースや同志社のネットタッチにより5連続得点を許す(7-8)。しかし、厳しい展開になっても声を掛け合うことが強気なプレーへと繋がったのか、すぐに4連続ポイント。「みんなが声を出してやってくれた」(伴)。最後は仲佐がストレートに放ったアタックが角に決まり、5試合ぶりの白星を飾った。

アタックを決め、吠える伴

明日の大商大戦について、「力的にはこっちの方が勝っていると思うので、取りこぼしのないようにしっかり全員で勝ちに行きたい」と話す主将宮野。今試合を勝ち切れたことは必ず残りの試合につながる。勢い落とさず、連勝へ。同志社の反撃はここからだ。【文責・田組菜月、撮影・小山莉奈】

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