TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
岐阜聖徳学院大 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 4 | 1 |
同志社 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 |
7月15日、球磨川河川緑地ソフトボール広場(熊本県)で第55回西日本大学男子ソフトボール選手権大会1回戦対岐阜聖徳学院大戦が行われた。同志社は1―4で敗北し、初戦敗退となった。
インカレに向け実力を試すべく臨んだ西カレ。先発は春季リーグで存在感を放った髙橋が務めた。
試合は序盤から動く。1回表、相手の先頭打者が初球を狙い、センターへ安打を放つ。続くバッターへの1球目で1塁走者が盗塁に成功し、一気に無死二塁のピンチを招いた。その後2死まで追い込むも、暴投の間に走者がかえり、1点を先制される。
攻撃では2回の裏、2死から打席に立ったのは7番山本。「なんとか相手に追いつこうと打席に入った」(山本)と打球はレフトへの本塁打となり、試合を振り出しに戻した。
しかし直後の3回表でまたも塁に出た走者に盗塁を決められ、得点圏にランナーを進める。その後、適時打とゴロの間に2点を入れられ、勝ち越しを許した。5回にもソロ本塁打を浴び、点差を3点に広げられる。
反撃したい同志社は、4回に1死から4番近藤が「あと(バットとボールの当たる場所が)2ミリ足りなかった」と打球をセンター前に飛ばす。投手の高橋もライトへ安打を放ち、2死一、二塁のチャンスを作った。しかし、先程快音を上げた山本が空振り三振に倒れて、好機を生かすことができない。5、6回も3者凡退に抑えられ、反撃の糸口をつかめない状態が続いた。
何とか得点したい中、迎えた最終回の攻撃。高橋がボールを見極め塁に出ると、俊足の荻原(生命2)が代走に送られた。2死から代打鶴田(商3)の打球がセカンドへ転がるも、荻原の足が相手のエラーを誘い、2死一、二塁のチャンスを得る。1番打者の主将桒田(商4)に回すべく、牧雄(商4)が打席に立った。振り抜いた打球は強烈に三塁線へ飛ぶも、三塁手へのライナーとなりゲームセット。反撃ののろしを上げたが得点にはつながらず、西カレは幕を閉じた。
2か月後へのインカレに向けて課題が見つかった西カレ。「走攻守においてレベルアップし、インカレベスト8という目標を達成したい」(桒田)。全国からの強豪に粘り勝ち、4年生は大学生活の集大成を飾るべく、グラウンドにて練習に精を出す。(栗林真菜)
スタメン
1 桒田(二)
2 圓座(左)
3 上野(捕)
4 近藤(一)
5 神尾(DP)
6 高橋(投)
7 山本(右)
8 藤井(三)
9 牧雄(遊)
FP 石田(中)
バッテリー
高橋ー上野