7月15日に令和5年西日本大学対抗ソフトテニス選手権大会が行われた。シードで出場し、準決勝まで駒を進めた同志社。西日本でベスト4入りを果たした。
初戦に愛知学院大との対決し、大原(経3)・林(社3)ペア、長根(スポ1)・沼尾(文情3)ペア、高田(生命4)・藤久(経4)ペアが出場した。順調に勝ち点を稼3-0で勝利。ベスト16に進出し、順調な滑り出しを見せた。
続く2回戦には、九産大との対戦。1戦目に沼尾・長根ペアがG4-3で勝利するも、2戦目に出場した藤久・松本(商1)ペアが相手に圧倒され黒星を飾った。続けて出場した林・大原ペアがG3-2で主導権を握り、第6セットで大原の鋭いスマッシュが決まり、勝ち点2-1で準々決勝へ。
迎えた準々決勝の相手は熊学大。同志社が試合のペースを握り、藤久・松本ペアと長根・沼尾ペアが4-0でストレート勝ちを収め、2-0で準決勝に進んだ。
準決勝では、強豪である関学大との激しい戦いとなった。藤久・松本ペアと沼尾・長根ペアの試合が同時に開始。沼尾・長根ペアが相手のコースを狙ったレシーブに翻弄(ほんろう)され敗北し、勝敗は藤久・松本ペアに託された。G3-3で、ファイナルセットまでもつれ込む接戦。必死の猛攻を見せるも、G3-4で敗北を喫した。
準決勝まで上り詰め、ベスト4入りを果たした同志社。チームを振り返って「準備不足の中、ここまで結果を残せたのは底力がついてきたなと思う。」(藤久)と語る。次に待ち構えるのは9月の全日本インカレ。さらなる強豪に立ち向かうべく、チーム全体技術向上に尽力する。「チーム全体として後悔のないテニスをしてチームに貢献したい」(沼尾)。大舞台に向け気合は十分だ。強者にも屈することなく、頂きを目指して突き進め。【文責・白川愛梨、撮影・駒嶺錬】