卓球部(男子)
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【卓球部男子】悔しさ残るベスト16

 7月15日、横浜武道館(神奈川県)で第92回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3日目が行われた。決勝トーナメント1回戦で札幌大に3-0で勝利するも、2回戦の立命大に2-3で敗れ、ベスト16となった。

 13、14日の予選を1位で通過し、決勝トーナメントに出場した同志社。「しばらくベスト16が続いているので、ベスト8を目指す」(富澤・経3)とチームの目標を明確にした。1回戦は中川(社2)、田口(社2)、ダブルスと全員が勝利を収め、強さを見せつけた。

ダブルスの富澤・田口ペア

 2回戦はリーグ戦でもライバルである立命館大。1番手を務めた中川は、粘り強い戦いを見せるもストレート負けし、先制点を許してしまう。2番手は1回戦からメンバーを変更し、竹村(商4)が登場。第1・2ゲームを先取されるも、第3ゲームで1点を返す。デュースにもつれ込む展開となったが、惜しくも1―3で敗北となった。

 ダブルスには、富澤・田口ペアが登場した。序盤から接戦を見せ、互いに点を譲らない展開になり2-2で第5ゲームへ。ここで負ければ、同志社の敗退が決まってしまう。そんな中、息の合ったプレーを見せ、3-2で2回戦初の白星を飾った。

 ここまで1―2と後がない同志社。そこで富澤がコートを任された。第1ゲームは失点するも、その後、順調に得点を重ね3-1でチームに流れを引き寄せた。最後の戦いに挑んだのは田口。毎試合、重要な局面で活躍を見せるチームの要だ。シーソーゲームが続き、緊張感に包まれた。ベンチで見守る選手たちの応援にもより力がこもる。第4ゲーム目、相手にリードされ、フルセットの熱戦をものにすることができなかった。

ラリーをする富澤
応援するメンバーたち

 立命大に2-3で敗北し、ベスト16で全日本インカレのコートを後にした。「あと1歩でベスト8に入れるところだったのでチームとしては総合力が上がっていると思う」(富澤)。強豪校が集う全日本インカレで得た収穫を胸に秋こそはリーグ優勝へ。悲願達成に向け、選手たちの練習の日々は続く。(古川亜依)

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