ソフトボール部(男子)
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【ソフトボール部男子】無念のサヨナラ負けで2部降格へ

 10月8日、サザンスタジアム(大阪府)で第54回秋季関西学生ソフトボールリーグ戦対龍谷大戦が行われた。同志社は5-6で敗北し、0勝4敗1分けで秋季リーグを終えた。

 秋季リーグ勝ち星0のまま最終戦を迎えた同志社。今日の相手は同じく勝ち星0の龍谷大で、試合の勝者が入れ替え戦に進み敗者は自動的に2部降格となるため、1部残留には絶対に負けられない1戦だ。初回、先頭打者桒田(商3)が四球で出塁すると、相手のエラーから先制に成功する。援護をもらった山本はテンポよく三人で打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。その後はお互いなかなか一本が出ず試合は膠着(こうちゃく)状態が続く。

先発を務めた山本(商1)

 試合が動いたのは4回表。内野安打でチャンスを広げると、打席に立ったのはピッチャー山本。フルスイングした打球はレフトの頭上を越える2ランホームランとなる。「試合が膠着(こうちゃく)状態で悪い雰囲気の中、バットの芯に当たってくれて良かった」。自らのバットでリードを広げた山本。しかしその裏、ピンチの場面を迎える。先頭打者に四球を与えると、味方のエラーが重なり1点を返される。悪い雰囲気を断ち切ることができず、ワイルドピッチで無死二、三塁とピンチが続く。気迫のピッチングを見せ下位打線を抑え込み、なんとか最少失点で切り抜けた。

本塁打を放つ

 5回表、DP鶴田が二塁打を放つと、9番萩原(生命1)の右前安打で追加点を挙げる。4点リードのまま6回の守備に就いた桒田組。このまま逃げ切りたいところだったが、龍谷打線が粘りを見せる。連打で1点返されると、なかなかアウトを取ることができず満塁のピンチが続く。9番濱田(龍谷大)に満塁弾を浴び、逆転を許した。ここで無情にも90分のタイマーが鳴り、試合規定によりサヨナラ負けとなった。

 秋季リーグを最下位で終え、2部降格が決定した同志社。主将の桒田は「自分たちがずっと課題にしてきた守備面でのミスがこの試合でも出た。まずはここを修正し、みんなで一致団結して春リーグやっていきたいです」と前を向いた。投打ともに強化を図り、再び1部の舞台で躍動する姿に期待がかかる。(大西皐月)

スタメン

1桒田(三)

2牧大(二)

3山本(投)

4近藤(捕)

5神尾(一)

6鶴田(DP)

7牧雄(遊)

8石田(中)

9萩原(右)

FP津郷(七)

バッテリー

山本、鶴田―近藤

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