10月22、23日に帝産アイススケートトレーニングセンター(長野県)で第95回日本学生氷上競技選手権大会が行われた。同志社大学からは12名の選手が出場。全国大会でそれぞれが練習の成果を見せた。
エースとして活躍に期待がかかる田中は女子1500㍍、1000㍍に出場。しかし、1500㍍は準決勝、1000㍍は準々決勝で惜しくも敗れ、決勝進出とはならなかった。また、唯一の4年生の選手である金澤は女子500㍍、1000㍍に出場した。女子500㍍では予選を突破し、準々決勝に進出。次なるステージ進出をもくろんだが、敗退となった。「正直自分自身の結果はすごい不甲斐ないものだった」。悔しい思いを胸に今大会最後の競技となるリレー競技へと挑んだ。
同志社は男女ともにリレーに出場。男子は予選敗退となったが、女子は決勝進出を決めた。予選から一夜明け大会の締めくくりを飾るようにリレー競技が始まる。結果は4位となり表彰台にわずかに届かなかった。しかし、様々な困難を乗りこえ4人で氷上を駆け抜けた。「正直奇跡だと思う」(金澤)。この経験派必ず次につながるに違いない。
最後の全国大会となった前主将の金澤(社4)は「部員が怪我無く無事に終われてよかった。ここの課題をまた次に向けて悔いのないように卒業まで駆け抜けたい」と語る。シーズンはまだこれから。今大会で見つけた課題を次戦への成長へとつなげていく。(文責・和泉明日菜、写真・和泉明日菜、髙橋惇太)