相撲部
HEADLINE

【相撲部】悔い残る新チーム初の公式戦

5月3日、宇佐市総合運動場(大分県)において開催された第61回全国大学選抜相撲宇佐大会。コロナの影響で開催中止が続いたため、実に3年ぶりの開催となった。

整列する選手たち

団体予選第1回戦の相手は近畿大学。1-4で敗れた。唯一の勝ち星を奪ったのは二陣のデミデジャムツだ。立ち合いは突っ張り合い。左上手を取り、右前廻しを引くとくるりと回り込んだ。勢いのまま寄り倒し、貴重な白星を挙げた。

デミデジャムツ(神3)

2回戦の日体大戦では、先鋒の山口(法4)が外尾を突き落とし。予選最終戦の金学大戦では、デミデジャムツが可貴を左上手出し投げ。ムンフイデレは瀬戸を強い突っ張りで一方的に押し出した。

力強い突っ張りを見せるムンフイデレ(社3)

だが、この他は勝利を奪うことができない。選手たちは悔しさを顔ににじませながら土俵際を去った。

結果、0勝4点で順位は10位。「勝てる相撲も負けてしまった」(山口)。決勝トーナメント進出を目標に今試合に挑んだ同志社にとって、まさかの予選敗退となった。その後行われた個人戦トーナメントは、全員が1回戦、2回戦いずれかで敗退となり、決勝へと進出できた選手はいなかった。

「まだまだ未熟だった」。主将の山口は、試合後そうこぼした。悔しい結果とはなったが、新体制となってから初の公式戦。場数を踏んで試行錯誤を重ねながら、同志社らしい相撲を確立していってほしい。

【撮影・文責 城山歩美】

ページ上部へ