7月30日に秋葉山総合運動公園(和歌山県)で第97回関西学生選手権水泳競技大会競泳競技3日目が行われた。渡会(理工3)が女子100㍍背泳ぎで1位に輝くなど、約1ヵ月後のインカレへ向け弾みをつけた。
午前に行われた予選では、100㍍背泳ぎで渡会が1位通過、白石(スポ3)も自己ベストを更新するなど好調ぶりを見せつけた。
午後の最初のレースは、男子100㍍自由形決勝。猿山(生命3)が3位入賞する。続く女子100㍍背泳ぎでは渡会が圧巻の泳ぎで2位に大差をつけ堂々の金メダルを獲得。「100㍍と200㍍で二冠することは初めてなので嬉しかった」(渡会)。同レースを泳いだ白石は4位でフィニッシュし、ゴール後には笑顔を見せた。
女子800㍍フリーリレーには、藤本(スポ1)、渡会、白石、杉山(商2)が出場。レース序盤は上位をキープするも、後半で他チームに追い上げを許す。8分34秒46で5位の結果となった。
今大会最終競技を飾ったのは男子800㍍フリーリレー。若杉(商1)、長島(経2)、根倉(スポ1)、説田(商3)が出場した。他チームに差をつけられないよう7位をキープ。アンカーの説田がラストスパートをかけるも、入賞には届かず5位で全レースを終えた。
全種目を終えて主将十亀は、「全体的に取りこぼしが多かったので悔しかった」と満足いかない言葉をこぼした。次は8月末から開幕する全日本学生選手権大会。1ヶ月間で泳ぎに磨きをかけ、より良いタイムを出せるように鍛錬を積む。(文責・浅川明日香、撮影・近藤真子)