卓球部(女子)
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【卓球部女子】惜しくもベスト4入りならず

7月7、8日に、スカイホール豊田(愛知県)で第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)が行われた。決勝トーナメント1、2回戦を突破するも、3回戦目で神戸松蔭女大に破れ、ベスト8に終わった。

「インカレベスト4以上に入る」(山本・商4)。部の目標として掲げ、努力を積み重ねてきた1年間。培ってきた団結力を活かし、全国の大舞台に挑んだ。

初日に行われた予選リーグでは、熊本学園大、慶大を相手に3-0のストレートで勝利を収める。圧倒的な実力を見せつけ、決勝トーナメントへと進んだ。

そして迎えた決勝トーナメント。初戦の相手は大正大であった。1番手の原田(商2)が5ゲーム目までもつれ込む接戦で、粘りのプレーを見せるも2-3で惜敗。続く本井(スポ2)がストレート勝ちを収め、勝ち点を奪った。しかしダブルスが倒れ、残す山本と三浦(商3)に勝負の行方が託されることに。三浦は3-0のストレートで圧勝、山本も3-1で勝利を収め、結果3-2で勝ち星をあげた。

応援メンバーとガッツポーズをする本井

続く2回戦の相手は、今年の関東学生卓球リーグ戦で全勝優勝を果たした中央大だった。関西リーグ優勝校の同志社との頂上決戦。早くも、東の王者と、西の王者がしのぎを削る展開となった。相手校の1番手は、関東リーグシングルス7戦全勝、ダブルス4戦全勝と圧巻の強さを誇る枝廣(中央大)。いきなりの強敵に立ち向かったのは本井だ。相手のペースに乱されることなく、安定したプレーを見せ1、2ゲームを連取。3ゲーム目を奪われたものの、攻めの姿勢を崩すことなく4ゲームを奪取し、貴重な先制点を挙げた。2番手の原田も3-1で勝利を収め、続くダブルス。1ゲーム目を取るも、相手選手の強烈なスマシュに対応出来ず1-3で敗北。ここで、主将山本が登場する。回転をかけたボールで相手のミスを誘発。ストレート勝ちを収め、チームを勝利に導いた。

狙いを定める山本

3回戦は前回準優勝の神戸松蔭女大との一戦。1番手の本井と2番手の三浦が健闘するも、両者1-3で敗北し、相手に2点を許した。続いてダブルスと山本の試合が同時に始まった。早くも山本が1、2ゲーム目を連取し、流れが変わるかと思いきや3ゲーム目を5-11で取られてしまう。勢いにのった相手に差をつけられ、2-3で苦杯を喫した。一方ダブルスは、第1、2ゲームとリードを許し、後がない3ゲーム目で相手を押さえ込む。勢いそのまま4、5ゲーム目を連取し、逆転勝ちを収めた。しかし結果1-3で神戸松蔭女大に敗れ、惜しくもベスト4入りは叶わなかった。

球を打ち返す三浦
卓球部女子の集合写真

「秋リーグに向けて、この悔しさを胸に頑張りたい」(山本)。インカレの舞台で味わった雪辱を果たすべく、秋季リーグ戦まで鍛錬を積み重ねる。必ずやリーグ戦2連覇を達成し、関西王者としてのプライドを見せてくれるだろう。(西村早智)

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