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【テニス部】インカレ2回戦健闘を見せる

8月17日、四日市テニスセンターにて2022年度全日本学生テニス選手権大会本戦3日目が行われた。同志社からは鈴木悠(法4)・馬場(スポ1)ペア、岩田(法4)・渡邊(法2)ペアが出場した。

まずコートに立ったのは鈴木悠・馬場ペア。1Rで白熱の試合をストレートで勝ち抜き、「絶対に勝つ」(馬場)と意気込んで本試合に挑んだ。相手は昨年ベスト8の実力を誇る関大清原・銘形ペアだ。

フォアスハンドトロークを打つ鈴木

序盤から速いサーブに押され、リターンでミスが重なる。負けじとサービスゲームで相手のミスを誘うも、コースの良いフォアハンドストロークに手が出ない。5ゲームを先取され、迎えた鈴木のサービスゲーム。鈴木の鋭いサーブで体勢を崩し、甘い球にスマッシュを打ち込む流れを作った。1ゲームを取り返したものの、相手のクロスに放つボレーやスマッシュに苦しみ、1-6でファーストセットを落とす。

ガッツポーズをする左・馬場、右・鈴木

後がないセカンドセット。「気持ちを切り替えていこうと声かけをした」(鈴木)と目の前の1点にこだわり果敢に挑んだ。2ゲームを先取されたものの、馬場のサービスゲームから粘りを見せた。2アップの陣形でプレッシャーを与え、ボレーを打ち込み点数を重ねる。取って取られる攻防戦が繰り広げられ、4-4まで持ち込んだ。しかし、「集中力が切れてしまった」(鈴木)と長いラリーの末、アウトやネットでミスが多発。隙を突かれ、4-6で敗北を喫した。

試合を振り返り、「自分たちの実力を出し切れなかった」(馬場)と悔しさを語った。インカレはベスト16で敗退となった鈴木・馬場ペア。9月に行われるリーグ戦に向けてこの悔しさをバネに鍛錬を積む。さらなる彼らの挑戦に目が離せない。

リターンする渡邊

春関でダブルス準優勝を果たした岩田(法4)・渡邊(法2)ペアは2回戦からの出場となった。初戦の相手は福岡大の田畑・酒井ペア。「勝たないといけない相手」(岩田)。気合十分に試合に臨んだ。

ファーストセットは宣言通りの落ち着いたプレーを見せた。岩田の鋭いサーブと渡邊の安定感のあるリターンでポイントを重ね、次々とゲームを獲得。「緊張することなく、自分達のダブルスをしっかりやれた」(渡邊)。リターンゲームでも着実に得点を重ね、6-2で1セットを先取した。

構える岩田

続くセカンドセット。ファーストセットとは打って変わって、中盤までは相手を追いかける展開となる。「想像以上に相手のストロークが速かった」(岩田)。ポーチに出てボレーでラリーを切るなどして対応し、ついにゲームを並べた(4-4)。ここで流れを引き寄せたのは渡邊。リターンエースを決め、相手のサービスゲームをブレイクした(5-4)。「若干の緊張はあったけど、なんとか入って安心した」(渡邊)。その後はサービスゲームをキープし、試合終了(6-4)。ストレートで勝利を決めた。

次戦には、第一シードの藤原・下村ペア(慶大)との対戦を控える。岩田は「失うものはない。一番強いペアとの試合にワクワクしている」と笑顔を見せた。チャレンジャーとして、のびのびとしたプレーを見せてくれることに期待したい。【文責:待鳥桜子・萩岡真生、写真:待鳥桜子、萩岡真生】

【試合結果】

男子ダブルス2R

●鈴木悠(法4)・馬場(スポ1)1 4

○清原・銘形(関大)      6 6

○岩田(法4)・渡邊(法2)6 6

●田畑・酒井(福岡大)   2 4

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