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【テニス部】ベスト16でインカレ終幕

8月18日、四日市テニスセンター(三重県)にて2022年度全日本学生テニス選手権大会本戦男子3Rが行われた。

同志社からは岩田(法4)・渡邊(法2)ペアが出場。全国ベスト8をかけて戦った。対するは慶大の藤原・下村ペア。第1シードの実力者だ。「ただ自分達のプレーを見せるのみ」(渡邊)。強気な姿勢で試合に臨んだ。

ボールを追う岩田

第1セットは、同志社のサーブから始まった。しかし、ここでいきなり相手ペアの洗礼を受ける。急速、力強さ共に段違いのストロークに手も足も出ず、サービスゲームをブレイクされてしまう。「普段練習しているものとは全然違うストロークだった」(岩田)。相手の速球を攻略したい同志社だったが、1セット目は終始相手を追いかける展開に。甘い返球はすぐさまスマッシュされ、なかなかポイントを奪えない。最後まで流れを切ることができず、2-6で第1セットを落とした。

サーブを打つ渡邉

続く第2セット。岩田のサーブに代わり、第1セットでキープ率が高かった渡邊のサーブから試合が始まった。ここでキープは出来なかったものの、相手の速球を攻略し、徐々にポイントを獲得出来るようになる。中盤にはいつも通りの安定感あるリターンを見せるようになり、相手のサービスゲームをブレイクする場面も。後半にかけて同志社が一歩リードする展開で試合が進んだ。

ガッツポーズをする

しかし、相手チームもサービスゲームを確実にキープし、差を広げることができない。両者一歩も譲らぬ展開が続き、勝負はタイブレークへ。序盤はシーソーゲームが続いたものの、後半にはミスも目立ち、相手優位の試合展開となる。「タイブレークは一番実力が出る。僕たちとの実力の差を痛感しました」(岩田)。あと一歩が届かず、6-7(3)で第2セット終了。2人の全国での戦いはここで幕を下ろした。

試合後笑顔を見せる

「(渡邊と)組めて良かった」。試合後岩田は笑顔を見せた。シングルス特化の2人が新型コロナウイルスの影響でシングルス出場権を失い、得意ではないダブルスで全国ベスト16に輝いた。試合には負けてしまったものの、2人の表情は明るかった。渡邊は、「春関から今日まで2人でやってきた経験を次のリーグに活かしたい」と意気込む。今大会での経験をチームに還元し、リーグでさらなる飛躍を誓う。(文責:萩岡真生、写真:早川京)

【試合結果】

男子ダブルス3R

●岩田(法4)・渡邊(法2) 2 6

○藤原・下村(慶大)       6 7(3)

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