レスリング部
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【レスリング部】悔しさ残るインカレ

8月15日~18日に駒沢体育館(東京都)で令和4年度全日本学生レスリング選手権大会が行われた。同志社からは男子グレコローマンスタイルに1名、女子フリースタイルに1名、男子フリースタイルに8名の計10名が出場。佐長(スポ4)が男子フリースタイル70㌔級に出場し、準々決勝進出を果たした。

大北はグレコローマンスタイル55㌔級に出場した。2回戦の相手は伊藤(専修大)だったが、相手棄権により勝利。3回戦は日体大の塩崎と対戦した。開始30秒、ビックポインク技を決められる。そのままローリングを2度連続で決められ0-8のTフォール負けを喫した。
※ グレコローマンスタイルでは8点差、フリースタイルでは10点差が開いた時点で勝敗が決まり、Tフォールとなる。

試合中の大北(経1)

中川(商1)は女子53㌔級に出場。1回戦の相手は伊藤(至学館)だった。パッシブ(消極的な選手に与えられる注意)を2回受けると行われる30秒間のピリオド。30秒間の間に両選手ともポイントが入らなかった場合、相手に1ポイント与えられるというアクティビティピリオドで相手にポイントを与えてしまう。後半戦、バックから両肩をマット上に押さえつけられ0-4のフォール負け。

志村は男子フリースタイル57㌔級に出場。1回戦の相手は近大の高橋だった。開始30秒、バックからローリングを決められる(0-4)。もう一度バックからローリングを決められ前半戦で8ポイントを相手に与えてしまう。後半戦、果敢に攻めるもバックを決められ0-10のTフォール負け。

試合中の志村(商2)

内田は男子フリースタイル86㌔級に出場。1回戦は神奈川大の八木澤と対戦した。開始1分30秒、バックとローリングを決められる。その後パッシブの影響で1ポイントを相手に与えてしまう。後半戦も負けじと攻め続けるも相手からポイントを奪うことはできず0-5の判定負け。

試合中の内田(商1)

奥村は男子フリースタイル70㌔級に出場。1回戦の相手は拓殖大の有馬だった。開始早々、バックを2回決められる(0-4)。その後バックからアンクルホールドを2度決められ0-10のTフォール負け。(アンクルホールドとは、ローリングの進化技で、相手の両足首を固定した状態で横回転する技のこと)

試合中の奥村(社2)

森本は男子フリースタイル65㌔級に出場。トーナメントの関係で2回戦から出場し、中央大の草間と対戦した。開始早々、バックからローリングを4回決められ0-10のTフォール負け。

試合中の森本(理工2)

小泉は男子フリースタイル61㌔級に出場。トーナメントの関係で2回戦から出場し、中京学院大の芦野と対戦した。前半戦、バックや場外に2度追いやられ相手に4ポイントを与えてしまう。試合終了間近にもう1度相手に場外に追いやられ0-5の判定負けを喫した。

試合中の小泉(商1)

飯沼は男子フリースタイル79㌔級に出場。トーナメントの関係で2回戦から出場し、専修大の内田と対戦した。開始早々、バックを決められる。飯沼も負けじと攻め、相手を場外に追いやることに成功(1-2)。しかし、その後バックやアンクルホールドを決められ1-12のTフォール負け。

試合中の飯沼(商3)

山本は男子フリースタイル79㌔級に出場。トーナメントの関係で2回戦から出場し、東洋大の奥山と対戦した。開始30秒、バックを決められる。そのまま両肩をマット上に押さえつけられフォール負けを喫した。(フォール技とは、フォールを決め、相手を押さえ込む技のこと。どんなに相手に点を取られていても、フォールを決めることが出来ればそのピリオドを取ることができる。)

試合中の山本(商2)

佐長は男子フリースタイル70㌔級に出場。シードでの出場のため2回戦から出場し、周南公立大の森東と対戦した。前半戦、アクティビティピリオドで1ポイント相手に与えてしまう。後半戦、場外に2度追いやられるという厳しい展開となった(0-3)。しかし、ここから形勢逆転の快進撃が始まる。ラスト30秒、バックとローリングを決め、逆転に成功。その後、試合終了5秒前にもう1度バックを決め6-3の判定勝ち。見事逆転に成功した。3回戦は育英大の神原と対戦。開始1分30秒、バックを決める。その後、順調に1点を追加し、試合の主導権を握った。後半戦も、2つの技を決め、4ポイントを追加。7-0で勝利を収め、準々決勝に進出した。準々決勝の相手は山梨学院大の森川。前半戦、双方パッシブを取られた(1-1)。ラスト1分、またしてもパッシブを取られてしまう。攻めるしかない佐長だったが試合終了間近に2ポイントの技を決められ、1-4で判定負け。よって、最終結果は8位となった。昨年度のインカレは3位という結果を残し、今年こそは優勝を狙っていただけに佐長にとっては悔しい結果に終わってしまった。

試合中の佐長(スポ4)

次大会は10/14-16に行われる西日本学生選手権。各々が今大会の経験を糧に、今後さらなる活躍を見せてくれることに期待したい。

【文責・撮影 番匠麻衣】

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