9月3日、江坂テニスセンターにて2022年度関西大学対抗テニスリーグ戦男子1回戦が行われた。同志社は甲南大との負けられない戦いに挑んだ。

ダブルスには岩田(法4)・渡邉(法2)ペア、山岸(スポ4)・山崎(商2)ペア、鈴木悠(法4)・馬場(スポ1)が出場。同志社は3試合全て勝利を収めた。

中でも、第1ダブルスに登場した岩田・渡邊ペアが躍動感のあるプレーをみせた。

第1ゲームは岩田の粘り強いプレーと渡邊の相手のミスを誘うストロークにより、ゲームを連取。そして、最後まで流れを渡すことなく第1セットを6-1で奪う。続く第2セットでも相手の線上に打ち込まれるストローク、スライスにも対応力を披露。6-1で白星を飾り、2-0のストレートで勝利を収めた。

シングルスには岩田(法4)、鈴木悠(法4)、山岸(スポ4)、毛利(商3)、渡邉(法2)、大矢(GR1)が出場。岩田、鈴木、渡邉が勝利を収め、リーグ戦、初戦白星を飾った。

目覚ましい活躍を見せたのは鈴木。ファーストセット、序盤からスピード感溢れる攻撃で圧倒される。しかし負けじと食らいつき、3ゲーム目から快進撃を披露。サービスゲームで次々とサービスエースを決め、点数を重ねる。デュースに持ち込み、見事逆転勝利。ファーストセットを奪取した。

続くセカンドセット。相手のギアが上がり、終始主導権を握られる展開に。流れを引き戻したいところだが、3-6でセカンドセットを許した。

追い込まれたファイナルセット、勢いのあるサーブやコートの端に打ち込まれるフォアハンドストロークに苦戦を強いられる。それでも長いラリーでは丁寧な返球で相手のミスを誘い、一進一退の攻防を繰り広げた。そしてついに6-4で接戦を制し、悲願の勝利を掴んだ。

秋季リーグ戦の初戦を白星で飾り、幸先の良いスタートを切った岩田組。しかし、次戦は強豪関大との一戦となる。今まで以上の苦戦を強いられるが、チーム全員で果敢に攻めのプレーを貫き、連勝することができるのか。更なる高みを目指す岩田組の活躍に今後期待したい。【文責・写真：待鳥桜子】

【試合結果】

男子ダブルス

○鈴木悠（法4）・馬場（スポ1）6 6

●桑原・川田（甲南大）　　　 3 4

○岩田（法4）・渡邊（法2）6 6

●藤本・秋月（甲南大）　　 1 1

○山岸（スポ4）・山崎（商2）6 6

●阿部・柴田（甲南大）　　 3 4

男子シングルス

○岩田（法4） 6 4 6

●柴田（甲南大）1 6 3

○鈴木悠（法4） 7 3 6

●川田（甲南大）6 6 4

●山岸（スポ4） 4 3

○奥平（甲南大）6 6

●毛利（商3） 2 2

○秋月（甲南大）6 6

○渡邊（法2） 6 6

●桑原（甲南大）3 3

●大矢（ＧＲ1） 4 6 6

○中本（甲南大）6 2 7