トライアスロン部
HEADLINE

【トライアスロン部】橋本が西日本2位!男女ともに全日本インカレへ駒進める

 6月4日、尾道市因島しまなみビーチ及び因島アメニティ公園周辺特設コース (広島県)にて2023年度西日本学生トライアスロン選手権尾道因島大会が行われた。9月に控える全日本インカレに向け、近畿予選通過枠を奪取すべく挑んだ今大会。女子選手権に出場した橋本(スポ2)が2位優勝を果たすなど、男女8名が全日本インカレへ駒を進めた。

トライアスロン部

 女子選手権には平井(M2)、橋本、尾崎(スポ2)、小泉(法2)、峠(スポ1)が出場。西日本インカレ予選通過を目指しレースに挑んだ。スイムスタートから上位についた平井が7位、(00:29:53)、橋本(00:30:32)が10位でバイクへ向かうと、追って小泉が13位(00:31:58)、尾崎が17位(00:32:45)で通過。さらに峠が21位(00:34:18)で陸へ足を踏み入れた。

バイクを回す橋本

 バイクから上位に躍り出たのは尾崎だ。「自分のすべてを捧げた」(尾崎)とスイムでの遅れを取り戻すべく、2位(01:17:27)と同志社トップで走り抜けた。続いて橋本も昨年から力を入れて取り組んできたバイクで順位を上げ、8位(01:50:44)で通過。さらに小泉が14位(01:52:59)、平井が10位(01:52:19)、峠が22位(02:04:04)でランへ向かった。

同志社トップで走る尾崎

 ファーストランから橋本が怒涛(どとう)の追い上げを見せる。早々に前を走る尾崎を追い抜かすなど他選手を圧倒。「予想よりも走ることができた」(橋本)と両手を高く突き上げ、フィニッシュ地点へ帰還。西日本2位(02:35:41)でインカレ出場を決めた。続いて尾崎が5位(02:38:12)、平井が10位(02:42:26)、小泉が11位(02:44:00)でゴール。4人が近畿予選通過10枠に食い込んだ。また通過枠からは外れたものの、峠が17位(02:53:26)で走り切り、喜びをともに分かち合った。

笑顔を見せる女子選手達

 男子選手権には、予選通過19枠を争い主将・山本十(文3)、スプリングトライアスロンで活躍を見せた平石(スポ2)をはじめ13名が出場した。昨年のインカレ予選での悔しさをぶつける平石が「今日は絶対インカレの出場権を得るという強い気持ちで臨んだ」(平石)と、トップ集団でレースをスタート。トップ選手と数秒差の4位(00:20:02)でスイムを終えると、6位(00:20:28)で前田(スポ3)、春名(政策1)が14位(00:21:03)で続いた。

懸命に泳ぐ平石

 続くバイクではスイム23位(00:22:55)通過の山本十が10位(01:05:38)、37位(00:24:20)通過の山本人(スポ2)が13位(01:05:54)に浮上。さらに第1パック後方についてバイクを回した平石が11位(01:05:40)まで順位を落とすも、安定した走行でランへつないだ。

上位に浮上した山本十

 過酷を極める高低差の激しいコースが用意された今大会。同志社トップでランへ突入したのはまたも平石だ。インカレ出場を確信した走りで順位を守り、最終8位(02:06:55)でフィニッシュ。昨年の雪辱を果たし力強くガッツポーズを決めた。またチームトップの平石を追う山本十がレース半ばで平石をリードし5位(02:05:45)、続いて野田(スポ2)が20位(02:11:01)、山本人が21位(02:11:12)でゴールテープを切り、インカレ出場権を手にした。

 男女8名が全日本インカレへの出場権を奪取し、大きな収穫を得た今大会。9月に控える全日本インカレへ向け、今夏気持ち新たに練習に励む。「インカレに出る人も出ない人もチーム一丸となって目標達成を目指す」(主将・山本十)。強者が集う大舞台で新たな歴史を刻む彼らから目が離せない。【文責:金海彩夏、撮影:浅川明日香、金海彩夏】

ページ上部へ