トライアスロン部
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【トライアスロン部】今シーズン締めくくり、大団円迎えた!

 10月16日、渡良瀬遊水地(群馬県)にて2022日本学生スプリントトライアスロン選手権兼トライアスロン・チームタイムトライアル選手権大会が行われた。

 同志社からは、個人選手権・個人オープンに男女13人、チームタイムトライアル(以下、チームTT)・チームTTオープンに男女7組が出場。チーム一丸となって1年間の集大成を発揮すべく挑んだ。

ポーズをとるトライアスロン部(写真提供:トライアスロン部)

 女子選手権には長島(スポ4)、平井(生命4)が出場した。

 得意とするスイムで上位に浮上し、好調な立ち上がりを見せた長島は、続くバイクやランでも順位を落とすことなく最終8位(1:12:49)でフィニッシュ。インカレ後、思ったように練習を積めなかったなかでも堂々のパフォーマンスを発揮し4年間の選手生活を締めくくった。「この部活に入ったことで、違う視点からトライアスロンの楽しさに触れることができた」。大学院進学後もトライアスロンを続け、トップ選手としてチームをけん引する。

 一方、スイムとバイクでつないだ順位をランに託し、ラップタイム全体3位の猛追を見せた平井は、最終10位(1:13:35)でゴールした。「仲間と一緒にトライアスロンをできたことは、人生の中でもかけがえのない思い出です」と、語り尽くせないほどの思い出を振り返った。

(左から)スタート直前の長島、平井
笑顔でゴールする平井

 男子選手権には平石(スポ1)と嶺岸(法2)が出場した。

 平石は序盤から先頭集団に食らいつく粘りを見せた。昨年の日本選手権準優勝の徳山(早大)について行くことを目標とした得意のスイムでは、トップと18秒差の5位で通過。続くバイクでも10人を超える第1パック前方でレースを進めると、脱落することなく最終ランに突入。「前に食らいつくっていうのをとりあえず考えていた」と話す懸命な走りで順位を上げ、11位(1:00:46)でゴールラインを越えた。嶺岸はスイムで50位と遅れを取るも、その後のバイクで前の集団につき22人抜きの力走。ランでも順位を上げ続け、19位(1:02:17)でレースを終えた。

力強い走りを見せた平石
走り抜ける嶺岸

 チームTT男子選手権には、林田(法1) 、岡田(スポ3) 、山本陽(理工4)が出場。来年度開催されるスプリング選手権の出場権獲得を目標に挑んだ。

(左から)チームTTに挑んだ林田、岡田、山本陽

 スイムを2位、3位、8位と好位で終えると、日大、日体大に次ぐ3番手でバイクへ。後続を突き放して迎えたランでは「出し切ってみんなでゴールしよう」と互いを鼓舞し、力を振り絞った。最後は3人で肩を組みフィニッシュ。見事、スプリング選手権出場権を獲得した。レース後、このレースが引退レースとなった山本は「最後に背中を押してもらったのですごくありがたかったです」と今後のチームを担う後輩とのレースを振り返った。

(左から)肩を組み部旗を広げる岡田、山本陽、林田

 今シーズン最後のレースとなった今大会。飽くなき挑戦を胸に新たなステージへと歩み始めた彼らは、来春さらに大きな花を咲かせるに違いない。躍動せよ、トライアスロン部。【文責・撮影:林快人、金海彩夏】

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