RIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子4部春季リーグ戦

　4月21日に四天王寺大学(大阪府)でRIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子4部春季リーグ戦、対四天王寺大戦が行われた。第1セット、第2セットは順調に獲得するも、後半相手のペースにのまれ逆転負け。セットカウント2－3で敗北した。

　第1セット、#8三宅(スポ2)のサーブで試合が始まる。#2岡本(社3)が2連続で得点を決め先制。#10岡田(スポ1)のレフトからセンターへの強い打球で6点差をつけ、相手にタイムアウトを取らせる。その後も隙を見せることなくナイスブロックを披露し着々と得点を重ねる。後半#3神内(スポ2)の活躍で一気にマッチポイントまで近づくと、そのまま#4八木(法3)が相手ブロックを崩す攻撃で25点目を先取。第1セットを25－14で獲得した。

　第2セットも先制点は許したが、アタッカーの攻撃が光り6連続得点、4連続得点を順に決める。13－6で迎えた中盤。安心感からか同志社のミスが続き、一時1点差まで迫られる。しかし、終盤攻撃力を取り戻し#2岡本、#10岡田、#1髙津(スポ4)のスパイク、#8三宅、#3神内のブロックで粘りを見せ、25－17で第2セットを取り切った。

　このままストレートで勝ち切りたい第3セット目。序盤から両者譲らぬ激戦となり必死に食らいつくも、中盤流れをつかまれリードを許す。「相手が自分たちの攻撃や守備を攻略してきたときのチームの変化ができていなかった」(髙津)。終盤#4八木のアタックで同点まで追いつくが、勢いに乗れず23－25で第3セットを落とした。

　続く第4セットもシーソーゲームが続き、接戦が繰り広げられる。15－17で迎えた終盤に相手の波にのまれる。ミスも重なり18－25で第4セットを奪われた。

　15点先取となる最終セットは、序盤が重要となるが相手の強烈なスパイクに対応できず先制点を許してしまう。#2岡本のセンターからのアタックを中心に得点を奪うも、リードを取ることができない。タイムアウトを挟み気合を入れ直して臨んだ後半戦も、体力が追いつかず15－12で敗北。セットカウント2－3でリーグ2戦目にして惜敗を喫し、「対応力が足りていなかった」(髙津)と敗因を分析した。

　「どの大学も拮抗しているので、今日の反省点を修正してどれだけ自分たちのペースでひるまずやれるかが重要になってくると思う」(髙津)。次戦の京都教育大戦では必ず白星を飾るべく、残りの期間で課題修正に励み勝ち点獲得を目指す。(文責、撮影・藤田桃江)

2試合終了時点1勝1敗

対滋賀大〇3－0(25－17、25－19、25－23)

対四天王寺大●2－3(25－14、25－17、23－25、18－25、12－15)