RIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子3部秋季リーグ戦
9月22日に流通科学大学(兵庫県)でRIGAVILCUP2024関西大学バレーボール連盟女子3部秋季リーグ戦、対兵庫県立大戦が行われた。フルセットの末、相手に先手を打たれ16-18で敗北。2部初勝利は次戦にお預けとなった。
迎えた第1セット。#2岡本(社3)のセンターからのスパイクと#8三宅(スポ2)のレシーブ力の強さが功を奏し、3連続得点を奪う。その後も、#4八木(法3)のレストからのアタックを中心にリードを保ち続ける。しかし終盤、3連続得点を許したのを皮切りに着々と点差を縮められ立場が逆転。素早いスパイクに対応することができず、5連続で失点し第1セットを落とした。
続く第2セット。序盤は流れをつかむも、第1セット同様追い付かれてしまう。しかし、八木が相手ブロックを跳ね返すスパイクを放ち20点目を獲得すると、サービスエースを決めるなど合計4得点を奪取。その後も両者互角の戦いが繰り広げられるも、最後はエースが決めた。力強いサーブで31点目を奪い取り、セットカウントを1-1とした。
勢いそのままに第3セットも取りたいところだったが、中盤に5連続得点を許す。1点を返すも再び5点を追加され、16-25で第3セットを奪われた。
あとがない同志社は、気持ちを入れ直して第4セットに臨んだ。#3神内(スポ2)、三宅のブロックや#10岡田(スポ1)のフェイントアタックで着々と点数を重ねる。相手も負けじと攻撃を繰り返し、勝負はデュースまでもつれ込む。ここでも八木の活躍が光り、レフトからセンターのスパイクがコートの隙を突いた。「去年は4年生に守ってもらってのびのびさせてもらっていたので、今年はコートに立つ最上級生として意識している」(八木)。責任感あるプレーで第4セットを勝ち切り、最終セットへつないだ。
運命の第5セット。先制点を与えるも、八木の攻撃を中心に必死に食らいつく。#21谷口(経1)が抜群の安定力で次々とボールを上げ、両者譲らぬ熱戦を展開する。窮地の場面でも、八木が相手ブロックを打ち破る強打で16-16と同点に持ち直した。しかし、痛恨のミスとサイドライン直前のスパイクに対応することができず、2得点を献上し敗戦。勝利まであと一歩及ばず悔しい結果となった。
2時間半に及ぶ激戦となったものの、惜しくも敗北を喫した髙津組。「技術よりも雰囲気作りとかメンタルの部分を整えて、みんながプレーしやすい環境にしていきたい」(八木)。次戦こそ勝利を飾るべく、課題修正を図る。(文責・藤田桃江、撮影・益野瑛真)
3試合終了時点0勝3敗
対佛教大●0-3(17-25、23-25、17-25)
対大阪大谷大●1-3(19-25、9-25、26-24、19-25)
対兵庫県立大●2-3(21-25、31-29、16-25、25-23、16-18)