4月23日、2023年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ第4戦が行われた。同志社は京産大相手にセットカウント3-0で勝利を収めた。
京産大は全日本インカレでフルセットまでもつれ込む激闘を交えた相手である。「この試合を勝たないとやばいと思って気を張ってプレーをしました」(宮坂・心理4)。
迎えた第1セット。ブロックポイントを華麗に決め、先制点を奪う。2段トスをはじめとした見事な連携プレーで連続ポイントを獲得(5-2)。セッターの中村(商3)は「相手のチームは同志社ミドルが結構強いことは分かっていたので、上手くミドルを使いながらサイドにトスを振ったりしていました」と柔軟なトス裁きの全貌を明らかにした。また、森川(商2)の高身長を生かしたブロックで相手のスパイクを何度も封じ込む(11-4)。同志社は勢いに乗り続け、そのまま25-15で第1セットを先取した。
続く第2セット。先制点は落としたものの、宮坂の横からの鋭いスパイクと森川のブロックで威力を発揮し、点数を伸ばす。そして、相手に1度目のタイムアウトを取らせた(7-3)。森川は「まさかブロックで点数を取るとは思っていなかったので、上手くいけてよかった」と、振り返った。その後、京産大も負けじと攻撃を仕掛けるが、好調な同志社に圧倒され2度目のタイムアウトを取らざるを得ない(21-16)。中井(心理3)の強烈なスパイクで25点目を獲得。25-20で第2セットを連取した。
中村のサーブで始まった3セット目、サーブで相手を崩し味方の攻撃に繋げる好展開に(4―1)。宮坂のスパイクがシャットされることもあったが、奥に長いコースを打つ工夫を見せる。序盤から同志社一色の雰囲気は変わらず、自分たちのペースで得点を重ねた(24―15)。最後は仲佐(経4)のスパイクが決まると25―15で第3セットをとり、セットカウント3-1で勝利を収めた。
主将宮坂は「今4連勝中なので、大産大に勝ってそこから連勝を続けられるように1からチームで話しあって対策を考えたい」と連勝への熱い思いを吐露した。
今日の勝利はチームにとって大きな意味のある勝利であった。来週控えるのは大産大、関学戦。連勝を重ねるため、一人ひとりが全力で戦いに挑め。(文責・撮影:平沼栞、渡邉柚果)