バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】関大相手に開幕戦白星飾る

2023年度関西大学バレーボール連盟男子1部 秋季リーグ戦

 9月9日、天理大学杣之内第一体育館(奈良県)で2023年度関西大学バレーボール連盟男子1部 秋季リーグ第1戦が行われた。同志社は関大相手にセットカウント3-1で勝利を収めた。

 春季リーグ戦では3位の好成績を収めた同志社。秋季リーグ戦では関西の頂点に立つために夏に準備を整え万全な状態で挑んだ。

ブロックをする左から平田と仲佐

 1セット目、好プレーを見せたのは中井(心理3)。序盤から4連続失点だったが、中井のスパイクとブロックで相手に流れを渡さない。中盤以降一進一退の攻防が続き、1点を追いかける展開に(19-20)。均衡を崩したのは同志社。北川(理工4)の二段トスを中井が完璧に合わせ20点目を獲得。タイムアウト明けには宮坂(心理4)が力のこもったスパイクをきめ、最後は平田(理工4)のブロックで26-24とし第1セットを先取した。

スパイクを打つ仲佐

 迎えた2セット目、序盤から互いに1歩も譲らない。ここでも中井のブロックで流れをつかみ、4点差をつける(10-6)。「前と後ろの関係を春よりも強化してきた」(中井)。中盤以降両校の応援に力が入り会場のボルテージも最高潮に。勢いままに同志社が25点目を獲得し25-22で2セット目を連取した。

カットをする宮坂

 このまま勝ち切りたい3セット目、序盤森川(商2)が弾丸のようなスパイクをエンドラインギリギリに決める。1、2セット目同様にブロックで順調に点数を重ねていくと思われたが、途中カバーミスから3連続失点。タイムアウト明けも仲佐(経4)のスパイクで1点を返したものの点差が縮まらない。何とか追いつきたい同志社だったが、途中出場の伊藤湧(心理1)が魅せる。高い身長を生かしたブロックで得点しコート内を駆け回った。しかし、空いた点差は縮まることなく20-25で第3セットを落とした。絶対に取り切りたい4セット目。1点目から宮坂がサーブ、スパイクの両方で点数を重ねる。「ギアをあげないといけないと思って(中村)流星(商3)にトスを集めてもらった」。序盤から終盤まで常にリードをし25-23で第4セットをとり関大相手にセットカウント3-1で勝利した。

 試合を振り返って主将の宮坂は、「ギリギリの赤点くらい。これ以上悪かったらダメだった」と反省を口にした。次戦は初戦を勝ち抜いた大体大。関西優勝を成し遂げるため連勝で勢いをつけろ。【文責・渡邉柚果、撮影・平沼栞】

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