バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】新体制で臨むも、初戦黒星

4月9日、2022年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ戦第1戦が行われた。同志社は京産大を相手にセットカウント0‐3で敗北を喫した。

 新たに迎えたルーキー2人が出場。緊張した面持ちだったが、それぞれ初戦への想いを胸にコートに立った。「最初はちょっと緊張したんですけど、伴さん(商4)たちが声を出してくれたので中盤あたりから緊張がほぐれました」(金谷・心1)。同大の誇る力強いサーブで攻めて相手を崩し、得点につなげる作戦で挑んだが、序盤から相手のアタックで連続失点を許す(0-4)。その後、同志社が追いかける展開の中、連携ミスが相次ぎ、19-25で第1セットを落とした。

 続く第2セット、ルーキー森口(商1)が長い手足をいかし、サービスエースを決める(4-3)。「今日はサーブがよかったので、明日も継続してやっていきたいです」(森川)。しかし、相手の素早いアタックや緩急をつけたサーブに翻弄され、レシーブをセッターに返すことができなかった。最後はサーブがコートに入らず、20-25で第2セットを落とした。

サーブを打つ森

 緊張の第3セット、伴のクイックが決まり、大声でチームの士気をあげた(4-4)。しかし、同志社のスパイクがなかなか決まらず、流れは敵のものに。一矢を報いるべく、タイムアウトを取って再度プレーの確認をする。気持ちを切り替えて試合に臨んだ。金谷のツーアタックで相手の隙をつくと、続く宮坂(心3)が力強くアタックを決めた(15-16)。その後、一進一退の攻防が続くも、スパイクアウトで失点を許す。23-25で第3セットを奪われ、セットカウント0-3で京産大にストレート負けを喫した。

 サーブや連携のミスが響き、京産大を勢いづかせてしまったことが今日の敗因だ。明日の改善点としてサーブ、レシーブを安定させること、チームの士気をあげ、流れをつかむことが挙げられる。金谷は今日の試合を振り返り、「一試合目のスタートとしてはあんまりよくないと思うんですけど、これからどんどんギアあげて頑張っていきたいです」と語った。「今日はブロックとか自分の役割ができていなかったので、明日は自分の役割を果たせるように頑張りたいです」と森川。今日活躍したルーキー二人について、主将宮野(心4)は「高さがあるが、明日はもっと元気よくやってもらえれば」と語った。明日以降のリーグ戦でのルーキーたちの活躍に期待がかかる。(文責・小山莉奈、撮影・田組菜月)

ハイタッチをするルーキー

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