バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】春のリベンジ果たし今季初勝利!

RIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 秋季リーグ戦

 9月8日、京都産業大学総合体育館でRIGAVIL CUP 2024 関西大学バレーボール連盟 男子1部 秋季リーグ戦の第2戦が行われた。同志社はびわこ大相手にセットカウント3-1で勝利を収めた。

 びわこ大は春季リーグ戦でフルセットの末敗れた相手。しかし上位リーグ戦に進むため今試合での勝利は必須条件だ。

 迎えた第1セット、先に20点台にのせたのは同志社。しかしそこから追いつかれ1度目のタイムアウトをとる(21-21)。主将・中井(心理4)は試合中幾度となく「余裕を持っていこう」とメンバーに声をかけた。しかし、点差を広げることができず同志社2度目のタイムアウト。その選択が功を奏し直後のポイントから流れが変わる。小池(法3)のスパイクが決まると噛み締めるようにガッツポーズ。続くポイントも小池が決めるとベンチからは「翔瑛コール」が沸き起こる(24-24)。3度のデュースの末、最後は中井が決め切り28-26で第1セットを制した。

チームを鼓舞する中井

 続く第2セットは終始同志社がペースを握った。サーブで相手を崩しポイントを量産。25-13とびわこ大を圧倒しセットを連取した。何としても取り切りたい第3セットだったが、決めきれない場面が続き22-25でセットを落とした。一方で、チームの司令塔である中村は「キャッチを集中させてミドルから組み立てようとしてたけど、崩れた場面ではリバウンド取れるように意識していた」と語り、厳しい局面でも巧みなトスワークを見せた。

サービスエースで流れを作った中村

 2-1で迎えた第4セット、終盤までシーソーゲームとなりなかなか点差を広げることができない(17-17)。19-21の場面で小田(スポ1)がピンチサーバーとしてチームに貢献。サービスエースで会場のボルテージを上げた。一気に流れをつかんだ同志社は中田(心理1)のブロックで23-21に。最後は小池のスパイクが決まり25-22とし、セットカウント3-1でびわこ大相手に勝利を収めた。

ピンチサーバーとしてチームに貢献した小田

 中井は「勝たないといけない試合だったから勝てたことは一安心」と安堵の表情を見せた。一方で、現在1次リーグ戦は混戦を極める。Aブロックでは春季リーグ戦5位の龍谷大が4位の大産大を撃破した。そして同志社のいるBブロックでは春季リーグ戦で10位の京産大が2位の立命大にストレートで勝利。今試合の結果からどのチームが上位リーグ戦へ進むのか分からない状況になった。次戦は宿敵立命大との一戦。「データ分析と自分たちのつなぎにもっと磨きをかけてなんとか勝ちたい」(中井)。大事な局面で勝利を収め、上位リーグ戦へ駒を進められるか。(文責・渡邉柚果、撮影・三宅希和)

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