バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】昨年王者を相手に敗北

 

4月23日、2022年度関西バレーボール連盟1部春季リーグ戦第3戦が行われた。同志社は昨年王者・近大を相手にセットカウント0‐3でストレート負けを喫した。

第1セットは同志社のレシーブが光った。宮野(心理4)と伊藤(経2)を中心に近大の長身アタッカーから放たれる鋭いアタックを何度も拾う。ボールを上にあげることでチャンスを作り、エース宮坂(心理3)が力強いアタックを決めた(8-8)。怪我から戦線復帰した平田(理工3)を筆頭にチームを盛り上げ、近大に食らいつく。しかし、敵の鋭いアタックを攻略することができない(15-19)。その後も流れを断ち切ることができず、20-25で第1セットを落とした。

アタックを決め、喜ぶ平田

 続く第2セットは1セット目でのミスを修正し、同志社が流れをつかむ。ルーキー金谷(心理1)が敵の意表を突く配球で、アタッカーにトスを上げた。金谷とアタッカーとの息の合ったコンビネーションで、相手を翻弄。第1セットに引き続き、レシーブでボールを繋ぎ、3連続でアタックを決めた(8-8)。一進一退の攻防が続くも、果敢に攻めたアタックがアウトになり、先に20点目を取られる(18-20)。焦る同志社はタイムアウトを2度とったが、その後もアタッカーにボールがつながらず、長いラリーを制された(20-22)。最後はアタックを決めきれず、22-25で惜しくも第2セットを奪われた。

トスを上げる金谷

 ここは取りたい第3セット。しかし、練習ができてなかった影響か、体力が戻り切っておらず、第2セットの勢いを取り戻すことはできなかった。平田が緩急つけたアタックで隙をつくも(3‐3)、流れをものにすることができず、敵のアタックに翻弄される(11‐16)。その後も相手のペースに飲まれ、18‐25で第3セットを落とし、セットカウント0‐3で近大を相手に敗北を喫した。

 2週間ぶりの試合で万全の状態とは言い難い同志社だったが、格上の近大を相手に善戦。主将宮野は試合を振り返って「明日につながる試合ができた」と述べた。明るい声掛けで味方の士気を上げ続けたことも理由の一つだろう。明日の相手は昨年度準優勝の立命大。同志社の持ち味である元気さで、立命大に去年のリベンジを果たす。(文貴・小山莉奈、撮影・田組菜月)

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