バレーボール部(男子)
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【バレーボール部男子】無敗王者に劇的勝利!上位リーグ戦好発進!

 9月25日、関西大学バレーボール連盟 1 部春季リーグ第6戦が行われた。同志社大は春季リーグ戦王者の天理大を相手にセットカウント 3-0 で勝利を収めた。

 相手セッターの的確なトス裁きにいかにブロックが対応できるかが、この試合の勝敗を分ける。迎えた第1セット、序盤から攻めの姿勢を見せた。積極的なブロックで点数を重ねると、これ以上点差を開けられないようにと相手がタイムアウトを取った(12‐7)。しかし、流れを断ち切らせることなく、その後もリードを保ったまま25‐20で第1セットを奪った。

ブロックを決める平田、甲斐

 第1セットの勢いを繋げたい第2セット。相手の高いブロックにはじかれたボールをすかさずフォローし、チャンスにつなげると、仲佐(経3)が鋭いアタックで相手のミスを引き出した(23-21)。しかし、相手も負けてはいない。2連続失点で、同点に追いつかれると(23-23)、両者一歩も譲らぬ長いラリーが続いた。敵の鋭いアタックを2枚ブロックではじき、一気に同志社に流れを引き寄せると、25-23で第2セットを連取した。

アタックで相手を圧倒する仲佐

 ここは取りたい第3セット。均衡を保っていたが、試合中盤、相手に連続失点を許し、ブレイクされる(11-14)。取り返したい同志社はタイムアウトを取り、流れを引き戻そうと試みた。その後、甲斐が的確な配球で相手の隙をつくと、仲佐が力強いアタックで点差を詰める(15‐16)。しかし、先に20点に乗ったのは天理大だった(20‐19)。「全員で行こう!!」と伴(商4)が叫び、仲間を鼓舞。直後、伴と甲斐の2枚ブロックで相手のスパイクを完全にシャットアウトし、流れを変えた。再び闘志を燃やした同志社は、攻撃的なプレーで相手を圧倒。中井(心理2)の鋭いアタックでマッチポイントをもぎ取り、25‐23で逆転勝利。セットカウント3‐0で天理大を相手にストレート勝利を収めた。

アタックでもブロックでも活躍を見せた中井

  大金星をあげた同志社大。今日の試合を振り返り主将宮野(心理4)は「本当に粘り強くできた」と嬉しそうな笑みを見せた。無敗の王者にストレート勝利という快挙をあげ、リーグ戦優勝への大きな一歩を踏み出した。次なる相手は大産大だ。連勝に向けて、チームで高い壁に挑め。(文貴・小山莉奈、平沼栞、写真・田組菜月、渡邉柚果)

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